とてもじゃない


私が不思議に思う日本語、それが「とてもじゃない」だ。

褒め言葉として「とてもじゃないけど〜できない」って言う人がいるけど、マジでどういうつもり??

もうまず褒め言葉なのに否定語が入ってる時点で何が褒め言葉なの?
なんか褒められた気にならない。「じゃない」の部分がめっちゃ引っかかる。

「とてもじゃないけど〜できない」って「頑張ったら私でもできそう」みたいな意味合いに聞こえる。小馬鹿にされてる感じ。だって二重否定だし。
「とても〜できない」だったら、「マジでできないわ」感がある。絶対こっち使うべき。

気になりすぎて辞書で調べてみたら、この「とてもじゃない」は「とても」を強めた言い方である、と出てきた。

嘘つき!!!どこがやねん!!!とても「じゃない」って言ってんのになんでとてもより強いんだよ!!「じゃない」は何を否定してんだよ!!

とても>とても (とてもじゃない) だろ?!?!

まあもうこの際言わせてもらうと「とてもじゃない」を使うやつは嫌いです。これ言う時の顔って絶対ドヤ顔だし。確実に小馬鹿にしている。

素直に「すごい」って言ったらどうなんだ。
君のちょっとしたプライドみたいなものを「じゃない」の部分に込めてるだけだと思いますよ。

これどのくらいの人が分かってくれるのかが凄い気になる。

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