水の中の涼しげな花、睡蓮(スイレン)

水の中の涼しげな花、睡蓮(スイレン)

今年の夏も猛暑日になる日が多いそうで、厳しい暑さになりそうですね。
すでにその暑さを実感されている方も多いのではないでしょうか?
そんな猛暑の中でも涼しさと癒しを感じられる水生植物、
睡蓮(スイレン)についてご紹介します♪

■ 大きく分けて3種類

☆温帯性スイレン
晩春から初秋までの水温が比較的高い時期まで花を咲かせます。
日中のみ開く、昼咲きの花です。
丈夫で育てやすく耐寒性があり、極寒の地域を除けば屋外で越冬も可能です。

水の中の涼しげな花、睡蓮(スイレン)

☆熱帯性スイレン
昼咲きと夜咲きがあり、花茎を水面より上に伸ばして大きな花を咲かせます。
多彩な色でエキゾチックな雰囲気があります。開花時期も長く、香りがあるのも特徴です。

水の中の涼しげな花、睡蓮(スイレン)

☆姫スイセン
温帯性スイレンの中でも小型の品種を指す名称です。
スペースを取らず、半日以上日の当たる場所であれば室内でも楽しむことができます。
育成も簡単で、初心者の方にもオススメです。

水の中の涼しげな花、睡蓮(スイレン)

花名の由来

睡蓮の名前は「睡(ねむる)蓮(はす)」に由来します。
日差しが弱くなる時間帯になると花を閉じ、まるで眠ってしまったかのように見えるため、
「睡蓮」と名付けられたそうです。
また、古代エジプトにおいては睡蓮は太陽のシンボルとされ、装飾や神話などに頻繁に登場します。
花言葉である『信仰』は、これにちなんでいるとも言われています。