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ノイシュバンシュタイン城はシンデレラ城のモデル!行き方や見どころ、歴史を解説

世界でも有数のお城であるノイシュバンシュタイン城は、東京ディズニーランドにあるシンデレラ城のモデルとも言われ、ドイツ・ロマンチック街道の旅のハイライト!ドイツに行くなら必ず訪れておきたい場所の一つです。 この記事では、ミュンヘンから約2時間ほどで訪れることのできるノイシュバンシュタイン城の歴史や見どころ、行き方やチケットの取り方までご紹介します。

ライター
NEWT編集部

世界でも有数のお城であるノイシュバンシュタイン城は、東京ディズニーランドにあるシンデレラ城のモデルとも言われ、ドイツ・ロマンチック街道の旅のハイライト!ドイツに行くなら必ず訪れておきたいスポットです。

この記事では、ミュンヘンから約2時間ほどで訪れることのできるノイシュバンシュタイン城の歴史や見どころ、行き方やチケットの取り方までご紹介します。

Contents

ノイシュバンシュタイン城の基本情報


photo by pixabay

ノイシュバンシュタイン城は、ドイツ南部・バイエルン州のバイエルンシュバーベン地方にある標高約1,000メートルの山上にそびえ立つお城です。ロマンチック街道の終着点の観光スポットとしても有名ですよ!お城の総床面積はなんと約6,000平方メートル!

外観が美しいお城であることからハネムーンの目的地としても人気で、ツアー客だけでなく毎年たくさんの観光客も数多く訪れます。

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ノイシュバンシュタイン城の歴史


photo by pixabay

ノイシュバンシュタイン城は、19世紀に第4代バイエルン国王であるルートヴィヒ2世によって建てられたお城です。ルートヴィヒ2世は、幼いころから芸術を愛し、強い騎士に憧れを抱いていました。

19世紀、18歳という若さで人生経験の浅いまま強国バイエルンの国王となりましたが、敵国であるプロイセンとの戦いに破れ、徐々に権威を失っていきました。

ルートヴィヒ2世は争いや政治の世界に嫌気がさし、次第に自分だけのファンタジー世界に生きるようになっていきます。幼いころに憧れた、中世騎士道の世界やファンタジーの世界に現実逃避をするように造られたのが、このノイシュバンシュタイン城なのです。

城を立てたルートヴィヒ2世ってどんな人?


photo by pixabay

ルートヴィヒ2世は、19世紀中旬の1845年にバイエルンを治めるヴィッテルスバッハ王家の皇太子マクシミリアンの嫡男として誕生しました。

ヴィッテルスバッハ家は代々ドイツ南部バイエルンの選挙候を務めるほど、神聖ローマ帝国皇帝も輩出したことのある名門中の名門家系です。

ワーグナーの戯曲がモチーフ


photo by pixabay

ノイシュヴァンシュタイン城は、ルートヴィヒ2世が心酔するワーグナーの世界を表現しようとしたことでも知られています。まるでおとぎ話の世界から抜け出したような幻想的な空間で、まさにファンタジーの世界を具現化したお城といえるでしょう!

ノイシュバンシュタイン城はまるでシンデレラ城!観光の見どころポイント


photo by pixabay

シンデレラ城のモデルと言われるお城なだけあって、ノイシュバンシュタイン城にはたくさんの見どころがあります。ここではノイシュバンシュタイン城の見どころポイントについてご紹介します。

ノイシュバンシュタイン城はシンデレラ城のモデル


photo by pixabay

ノイシュバンシュタイン城は、シンデレラ城のモデルとなったと言われています。城の周りには深い森や湖があり、外見だけでなく城内も豪華な造り!

ふもとから城までは、馬車で行くこともできます。馬車で夢の国のお城に行けるなんて、まさにシンデレラ気分!せっかくならとことんメルヘンな雰囲気を味わってみたいですね。

見どころスポットの一つなのがノイシュバンシュタイン城の階段です。ここの階段を歩くと、さらにシンデレラの世界が広がります。きっとガラスの靴を落としてしまうあの名シーンが思い浮かぶことでしょう。

ノイシュバンシュタイン城の豪華な内部


photo by pixabay

ノイシュバンシュタイン城に一歩足を踏み入れれば、その歴史を深く味わうことができるでしょう。城の内部は、4階と5階が吹き抜けになっています。天井には重さ900キログラムもの巨大なシャンデリアが吊るしてあります。

広間は黄金の輝きに包まれており、豪華さや美しさには誰もが目を奪われるでしょう。天井の黄金は太陽と星からなる天空を表しており、床には動植物のモチーフが描かれ、これは大地を表現しているそうですよ!

ノイシュバンシュタイン城の内部に造られた鍾乳洞


photo by pixabay
※画像はイメージです

お城の中には鍾乳洞さながらの人工洞窟があります!実はこの城のデザインは、ルートヴィヒ2世の意向により、いわゆる建築家ではなく画家が手がけることとなりました。このため、城としての実用性よりも、幻想世界のようなファンタジー感が重視されることになったのです。

それにしても建物の中に鍾乳洞なんて、すごい発想ですね。ノイシュバンシュタイン城は、外観もさることながら、内部に入ると本当におとぎ話のような世界観が広がっていることを実感できるでしょう!

城内はいくつかの部屋に分かれている


photo by pixabay

ノイシュバンシュタイン城の内部は、いくつもの部屋に分かれています。たとえば、王座の間や寝室、食堂や居間など、多くの部屋が備え付けられています。

とくに注目の部屋として、玉座の間が挙げられます。城内で最も豪華なこの部屋は黄金の輝きに包まれており、ルートヴィヒ2世の愛したファンタジーの世界を存分に味わうことができるでしょう。

また、寝室も注目したいお部屋の一つ!寝室には大きなベッドが置かれており、これは身長が190センチあったという王の背丈に合わせて作られたものです。部屋の豪華さだけでなく、王の生活を想像しながら城内を見学を楽しむのもいいでしょう。

建物内の絵画や宝石箱にも注目


photo by pixabay
※画像はイメージです

先ほどご紹介した各部屋には豪華な装飾が施されており、今でも当時の繊細な芸術を楽しめるのも魅力です!居間のカーテンと絨毯などは、王が生きていた当時のものがそのまま残っています。

絵画や宝石箱なども多くの部屋に飾られているので、当時の国王の豪華な暮らしが想像できるでしょう。

ノイシュバンシュタイン城のおすすめフォトスポット!


photo by pixabay

ノイシュバンシュタイン城での写真スポットとしては、マリエン橋が定番ですが、お城の周辺にはほかにもたくさんの撮影スポットがあります。美しいお城の姿はいろいろな角度からも楽しめますよ!

ここからは、お城からアクセスしやすいフォトスポットを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

マリエン橋


photo by unsplash

ノイシュヴァンシュタイン城の撮影スポットで一番有名なのは、なんといってもマリエン橋の上です。お城を横の角度から撮影できることから多くの写真家や旅行者たちが美しい写真を残しています。

マリエン橋から見えるノイシュバンシュタイン城はガイドブックにもよく登場するため、ノイシュバンシュタイン城の写真といえばほとんどの人が目にしているのはこのスポットから撮影したものであるといえるでしょう。

橋の上からは麗しきお城が目の前に見え、いつまでも眺めていたいほどの素晴らしい光景が楽しめますよ!


photo by unsplash

マリエン橋の高さは90メートルにもなるので、高い所が苦手な人は無理をしないようにしてくださいね。橋の上から下をのぞき込むときれいな川が流れており、ちょうど橋の真下には滝があります。

ホーエンシュヴァンガウにあるチケットセンターから徒歩約30分、シャトルバスを利用すると約5分で着きます。シャトルバスは時期によっては人数が多くて1回で乗り切れないこともあるので注意しましょう。

パーク通り


photo by pixabay

ノイシュヴァンシュタイン城の観光拠点であるフュッセンからお城のあるホーエンシュヴァンガウへ続くパーク通りもおすすめの撮影スポットです。

パーク通りには、ロマンチック街道の看板があります。この看板には日本語表記もあるため、日本人にもなじみやすいスポットではないでしょうか。

看板をバックにノイシュヴァンシュタイン城を撮影すれば、世界の名城と日本語での看板のコラボレーションをカメラに収めることができますよ!

フュッセン駅からノイシュバンシュタイン城までのバスからはこの風景をじっくり見ることはできないため、バスを降りて徒歩で写真を撮るためにフュッセン方向へ戻る方も多いようです。バス停からはフュッセンの方向に少し戻るだけなのでぜひ足を運んでみてくださいね。

テーゲルベルク山


photo by pixabay

テーゲルベルク山は、フュッセンから訪れたいおすすめ撮影スポットのひとつです。山の上からはフュッセンの町やアルプスが見渡すことができ、ロープウェイのゴンドラからはノイシュヴァンシュタイン城がとても美しく見えるため、穴場スポットとなっています。

ゴンドラが上昇するにつれて徐々に姿を現すノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城。見事な角度からの2つのお城の写真を一緒に写真におさめることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

ノイシュバンシュタイン城見学には予約が必要?チケットの取り方を解説


photo by unsplash

ノイシュバンシュタイン城を見学するにはチケットが必要です。2020年春よりオンラインチケットショップの新システムが開始され、従来の予約方法から変更になっているので注意しましょう。

現在は自由見学ができず、見学はツアーへの参加が必須です。ツアーは専門のガイドと一緒に、オーディオガイドを聞きながら城内を見学する形式です。

一回のツアー定員は多くても30人ほどで、チケットの購入を忘れてしまうとツアーに参加できなくなってしまうので、注意しましょう。

※2023年8月現在、ノイシュバンシュタイン城は修復工事により、一部見学できないお部屋があります。修復工事は2024年春に完了の予定です。詳しい情報については公式サイトをご確認ください。

オンラインでの事前予約がおすすめ!


photo by unsplash

チケットは公式サイトからオンラインで事前予約することをおすすめします。なぜならオンラインでチケットを購入することにより、ガイドツアーの時間を選択でき、現地のチケットセンターで並ぶ必要もないため、待ち時間の短縮ができるためです。

オンラインでチケットを購入する際には以下の注意点があります。

  • 訪問日の前日にチケットは予約できないため数日前に予約するのが好ましい
  • 予約後にチケットを受け取るためには、入場時刻の90分前に現地に行ってチケットを受け取る必要がある



photo by unsplash

チケットの予約完了後は、メールで送られてくる予約確認書をプリントアウトして、当日チケットセンターに持っていきましょう。予約確認書をチケットセンターで渡すことでチケットがもらえます。

当日チケットセンターで買う方法もある!


photo by unsplash 
※画像はイメージです

オンライン予約ができなかった場合でも、現地のチケットセンターで直接チケットを購入できます。チケットセンターは、ノイシュバンシュタイン城の最寄バス停付近なのでアクセスしやすいでしょう。

ただし、ノイシュバンシュタイン城は大変人気の観光スポットであるため、当日現地チケットセンターでチケットを購入する場合はかなりの待ち時間が必要となります。時間に余裕をもって行動するようにしましょう。


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また、現地でチケットを購入する場合はガイドツアーの時間は先着順となります。12時にチケットを購入したとしても、実際にガイドツアーに参加できる時間は15時頃になることもあります。ガイドツアーの時間はチケットに記載されているので、遅れずに参加しましょう。

なお、繁忙期だと時間帯によっては当日のチケットが売り切れてしまうこともあります。絶対にノイシュバンシュタイン城内部を見学したいという場合には、できるだけオンラインで事前にチケット予約をするようにしましょう。

ミュンヘンからノイシュバンシュタイン城への行き方


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ノイシュヴァンシュタイン城へ行くには、ドイツの大都市であるフランクフルト又はミュンヘンから行くという2通りのルートがあります。ミュンヘンから電車とバスを利用するのが一般的なアクセス方法なので、今回はミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城への行き方について紹介します。

ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城は電車とバスでアクセス

ミュンヘンからノイシュヴァンシュタイン城までアクセスするには電車とバスを利用するのが一般的です。まず、ミュンヘン中央駅からフュッセン駅まで移動します。電車での所要時間は約1時間40分です。

フュッセン駅に到着したらノイシュヴァンシュタイン城の麓の村であるホーエンシュヴァンガウまでバスまたはタクシー、馬車を利用して移動します。

ミュンヘン中央駅からフュッセン行きの「BRB」に乗車


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まずはミュンヘン中央駅からフュッセンまで電車でアクセスします。1時間から2時間おきに運行されるBRB(バイエルン地域鉄道)に乗り、フュッセン駅まで乗車。チケットは駅構内またはオンラインで購入できます。

フュッセン駅からホーエンシュヴァンガウまでバスでアクセス


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バス停はフュッセン駅を出てすぐのところにあります。73番、78番、9606番または9651番のバスに乗車すると、ノイシュヴァンシュタイン城の麓の村であるホーエンシュヴァンガウまで約10分で到着します。

ノイシュヴァンシュタイン城まではバス、徒歩、馬車

ホーエンシュヴァンガウのバス停からノイシュヴァンシュタイン城へは徒歩で約30分ですが、バスを利用すれば城の手前まで約15分で行くことができるので、バスの利用がおすすめです。また、観光らしい気分を味わいたい方は馬車の利用もおすすめ!

ミュンヘンからノイシュバンシュタイン城までは、スムーズに乗り換えできた場合、トータルで3時間〜4時間ほどの移動時間となるでしょう。

レンタカーでのアクセスもおすすめ!


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ミュンヘンからノイシュバンシュタイン城に行く場合、レンタカーを利用して移動することも可能です。ミュンヘン中央駅でレンタカーを手配し、駅隣接の駐車場で乗車するというのが一般的です。

せっかくドイツでレンタカーを利用するなら、BMWのようなドイツならではの車を利用するのも気分が高揚しますね。レンタカー代は1日で数千円から数万円の費用がかかります。複数名で移動する、かつ外国で運転することに特に問題がないという方にはおすすめの方法です。

注意点として、海外でレンタカーを利用する際には、日本の免許証と国際免許証が必要になることを覚えておいてください。

ミュンヘン発のオプショナルツアーの参加もおすすめ


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ノイシュバンシュタイン城は、有名な観光スポットのわりにアクセスしづらい場所にあります。そのため、自力で行くのが不安な方や海外旅行に不慣れな方は、ミュンヘン発ノイシュバンシュタイン城のオプショナルツアーに参加するのもおすすめ!ミュンヘン発の日帰りツアーが多く開催されているので、事前にツアー内容をチェックしておくといいですよ。

ノイシュバンシュタイン城を観光する際の注意点


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ここからはノイシュバンシュタイン城観光についての注意点を2点紹介します。現地に行く前に予備知識として知っておくことで、より楽しく、効率的に観光できるでしょう。

見学できるのは4階と5階のみ


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※画像はイメージです

見どころがたくさんあるノイシュバンシュタイン城ですが、実際に見学ができるのは吹き抜けとなっている4階と5階のみです。

天井に吊るされた大きなシャンデリアはまさに荘厳で、黄金の天井や大地をモチーフとした床を見ているだけでも、高貴な気分に浸れるでしょう。

ノイシュバンシュタイン城城内の写真撮影は禁止


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ノイシュバンシュタイン城内の写真撮影は基本的に禁止となっています。撮影禁止の理由として、写真撮影を許可すると、一回のツアーにかかる時間が長くなってしまうことと、城内の貴重な展示物がフラッシュの光により劣化してしまうという理由が考えられています。

写真撮影をする際は、撮影可能な場所を確認したり、ガイドさんに聞いたりして気をつけましょう。

ノイシュバンシュタイン城の観光を楽しもう!


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この記事では、ノイシュバンシュタイン城の歴史や見どころおすすめのフォトスポットなどについても幅広くご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

目を見張る美しい外観はもちろん、城内の豪華で荘厳な雰囲気を楽しむとともに、奥深いストーリーを感じさせてくれるようなノイシュバンシュタイン城は、ルートヴィヒ2世の強い思いを想起させてくれることでしょう。

ドイツ観光をする際には、ぜひノイシュバンシュタイン城を訪れ、中世ヨーロッパの世界感を堪能してみてはいかがでしょうか。

ノイシュバンシュタイン城(Neuschwanstein Castle)の基本情報
住所::Schlossverwaltung Neuschwanstein, Neuschwanstein Str.20 87645 Schwangau, ドイツ
電話番号:(+49)8362 939880
営業時間:9:00~18:00(4月1日~10月15日)、10:00~16:00(10月16日~3月31日)
休業日:1月1日、12月24日、12月25日、12月31日
アクセス:ミュンヘンから電車とバスで約3〜4時間
入場料:
【オンライン予約】
大人15ユーロ(約2,332円)、子ども(18歳以下)無料※2024年1月より大人18ユーロ(約2,799円)
※オンライン予約の場合は手数料2.5ユーロ(約388円)かかります
【現地チケットセンター】
大人=17.5ユーロ(約2,721円)、子ども(18歳未満)2.5ユーロ(約388円)
※2023年12月18日のレート、1ユーロ=155.51円で計算
公式サイト:http://www.neuschwanstein.de

cover photo by unsplasah

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