仙台六大学野球、東北福祉大学の監督にOBの山路哲生氏が8年ぶりに復帰しました。守りの野球で日本一を目指します。

東北福祉大学の監督に就任した山路哲生氏は「人間性重視」の指導方針で、23日も選手たちを集め、熱く語りかけました。

東北福祉大 山路哲生新監督:「目標は日本一で目的は人間形成。チームにどう貢献できるかを考えて日々暮らしてほしい」

山路新監督は56才、和歌山県出身の福祉大OBで現役時代は内野手として活躍しました。社会人野球のヤマハでもプレーし、福祉大に戻った後、2015年まで12年間監督を務め、2004年には、全日本大学選手権で優勝しました。

そして、去年までの8年間は元西武の大塚光二氏が指揮を執り、2018年にも大学選手権を制覇しましたが、去年、秋のリーグ戦で仙台大学に2連敗を喫して優勝を逃すなどその強さに陰りが見えており、大学は山路氏に再建を託しました。

東北福祉大 山路哲生新監督:「自分から野球も含め立派に行動できる人格をつくることが大切。守りを中心にどう攻撃していくか、まずはディフェンス。1対0で勝てるチームが一番強いと思うのでそこを目指していく」

仙台六大学野球は4月上旬に開幕予定で、福祉大は3月始め千葉で春季キャンプを行い球春に備えます。