ベガルタ仙台一筋でプレーを続けてきた富田晋伍選手が22日、現役引退を発表。第2の故郷となった宮城・仙台への感謝の思いに会見で涙をみせました。

ベガルタ仙台 富田晋伍選手:
「自分の中では本当にやり切ったというところがあるので、本当に後悔はない」

ベガルタ仙台で18年間、試合に出続けてきた富田晋伍選手。リーグ通算438試合、攻撃の起点としてクラブを支えてきました。現役生活を振り返り、特に東日本大震災に見舞われた2011年には「感謝の思いが強い」と語りました。

ベガルタ仙台 富田晋伍選手:
「やっぱり東日本大震災で(サポーターから)本当にたくさんのパワーをいただいた。このクラブに関わる以上そういう(感謝の)思いをずっと発信していかなければいけない」

涙と共にピッチを離れる富田選手、今後はクラブスタッフとして地域との連携強化に取り組むということです。