長野県松本市の中心部・縄手通りで、しめ飾りや門松などを販売する年末恒例の「暮れの市」が25日から始まり、訪れた人が正月の縁起物を買い求めていました。

今年は例年より客足が少ないものの、訪れた人がさっそく、新年の幸運を願いながら、縁起物を買い求めていました。

店の人によりますと、しめ飾りは4000円ほどの「大黒〆」などが人気だということです。

訪れた客は「コロナ禍が落ち着いて平穏で災害のない年になれば」と願っていました。

「暮れの市」は30日までで、松本地方に伝わる伝統の「お神酒の口」も売られていて、年の瀬に向けて買い物客でにぎわいます。