那覇市の首里城公園では、正月の3日間に行われる「新春の宴」が開催され、賑わいを見せました。

「新春の宴」は琉球王国時代の正月の儀式などを紹介するもので、毎年首里城公園で行われています。
今年も王国時代の衣装を身にまとった国王役と王妃役が登場し、大勢の見物客が集まりました。

見物客
「ここで王様たちがくるところが面白かったいちばん」
「思い出しました、首里城が焼けたところを。それも含めて改めて王様を見て感動した。」

イベントでは、待ち時間が一時およそ3時間となるほど人気を集めた漆喰絵付け体験を楽しむ人の姿も見られました。

首里城の再建に向けて、昨年は木材倉庫が整備されました。今年は再建工事の際、正殿を保護する「素屋根」が整備されるなど、26年の再建に向けた工事が一層本格化します。