先月亡くなった戦後の沖縄を代表する音楽プロデユーサー普久原恒勇(ふくはら つねお)さんの楽曲を演奏するコンサートが開かれました。

生前、普久原さんと親交のあった民謡歌手や琉球芸能の実演家をはじめ、県内の合唱団、ジュニアコーラスを含めおよそ110人が出演して開かれたコンサート。
県民に広く親しまれてきた『普久原メロディー』をオーケストラの演奏で披露しました。

長年にわたり普久原さんの曲を歌ってきたフォーシスターズは、ヒット曲『島々清しゃ(しまじまかいしゃ)』など3曲を熱唱。感情を込めたしっとりとした歌声で観客を魅了しました。

公演のフィナーレには出演者全員で『史曲・尚円/第7楽章』を奏で、ダイナミックな演奏と伸びやかな歌声に観客からは大きな拍手が送られていました。

観客
「最高でした涙が出た、生活の中に息づいてきた普久原メロデイーをこういう機会に子供に聞かせようと思って」
フォーシスターズ
「無事終わってほっとしました。先生も見てくれていたと思います」
音楽監督 新垣雄さん
「沖縄でしか生まれなかったメロディーと思う、これからも次世代に繋いでいきたい」