木彫りの仏像や仏画を集めた作品展「草仏展」が、23日から名古屋の美術館で始まりました。


名古屋市東区の愛知県美術館ギャラリーで始まった「草仏展」。


これは愛知県長久手市の仏像彫刻家、江場琳黌さんと息子の琳觀さんが開いたもので、江場さん親子や2人が開いている彫刻教室の受講生らの作品合わせて76点が展示されています。


琳黌さんの新作「孔雀明王」は、新型コロナの撲滅などを願って作られたもので、孔雀の羽1枚1枚が繊細に彫られています。


また、琳觀さんの新作「韋駄天」は、風を受けて足の速さを感じられるような疾走感を表現しています。

「草仏展」は、5月28日まで開かれています。