夏の高校野球地方大会に、第1回から途切れることなく出場する名門校がピンチを迎えています。マネージャーを除くと、残る部員数は、なんとわずか5人。人数をなんとか増やし、単独で、来年の夏の大会出場を目指す野球部員の姿がありました。

放課後、黙々とバットを振る選手たち。

島根県立松江北高校の野球部員です。

しかし、その部員の人数は、マネージャーを除くとわずか5人。1・2年生合わせて、選手はこれで全員なんです。

松江北高校野球部 濱崎向陽 主将
「人数が少ないので、チームプレー、連携のプレーができないので、少し苦労しています」

松江北高野球部は、春夏通じて4度、甲子園に出場。夏の高校野球地方大会には、1915年の第1回大会から、100年以上連続で参加している皆勤校です。

伝統校の野球部ですが、じつは、今年の夏、3年生が引退した後、9人のチームが作れない状態になりました。

そのため、9月に行われた秋の高校野球島根大会では…