そこで、水生生物に詳しいという愛媛県水産研究センターの清水孝昭さんにお話を聞きました。清水さんは長年、水生生物の研究を続け、愛媛県のレッドデータブックの制作にも携わった人物です。

清水孝昭さん
「愛媛県内では1978年を最後に確実な生息情報が得られなくなって、絶滅したと判断しています」

なんと、ヤツメウナギは絶滅していました(愛媛県内)。

しかし、1978年の調査で採集された最後の個体が標本として保管されているというのです。徳島県立博物館でヤツメウナギのその標本を見せてもらうと、なんとも奇妙な姿…。そして、8個あるという目は確認することはできませんでした。