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京都市中京区・今年の年越しそばは創業104年の老舗食堂! ほっこり温まるしっぽくそばでよいお年を

looseライター(京都市)

2023年もいよいよ大晦日。今年一体何を成したのか……と暗くなる話題はこれくらいにして、少し早めにいただいた今年の年越しそばをご紹介します。選んだのは、じんわりおいしいしっぽくそば。創業100年を超える町の老舗食堂でいただいてきました!

こちらが今年の年越しそばをいただいた「満寿家」さん。今年7月にもアップさせていただいたエエ感じのお店。どこで食べようかいろいろ考えたんですが、こちらのとても縁起のいい屋号で決めました。「寿」が「満」ちる「家」でっせ! 来年は私もこうありたいなと願いを込めつつ。あ、場所は後院通沿い、最寄り駅は阪急大宮&京福四条大宮の各駅で、北西に徒歩4分ほどです。近くには40分200円のコインパーキングもありましたよ。

店頭には「年越しそば」ではなく「晦日そば」の文字が。ちょいと調べてみましたら、「晦日そば」とは月の終わりに食べるそば、とのこと。なので「年越しそば」は12月の「晦日そば」というわけですね。

店内はこんな感じ。時刻は11時を少し過ぎたあたり。訪れたときにはお客様はいませんでしたが、あとから常連と思しいご家族4人グループ、お一人様2組がいらっしゃいました。

厨房側に掲げられているメニューがこちら。値段は入ってませんが、お手頃価格であることは間違いございませんから、安心してオーダーしてくださいませ。

客席側の壁には、セットメニューなども貼り出されてます。こちらには値段が入ったものもちらほら。で、今年の年越しそば、何にしようかいつものように迷っていると「おうどん、おそばと小さい丼のセットもありますから」とご主人。結果、青い紙に書かれてた「しっぽくなべ、そばで」とお願いしたところ、「(なべは)炊くから、なべじゃなくて普通のそばにしはったら?」とご提案いただきました。なるほど、うどんと違って、確かにそばは炊かない方がいいですよね、きっと。というわけで「しっぽくそばを、それと丼ってできますか?」とお尋ねしたら「はい、しますよ」と快諾いただいて、無事オーダー完了です。

待つことしばし。なんちゅーおいしそうなんが出てくるんですか! もう見ただけでおいしい決定。こちらが「しっぽくそば」と丼のセットです(お支払いは850円でしたが、しっぽくそば単品のお値段は不明)。丼は特に種類を指定せずだったのですが、めちゃくちゃおいしそうな玉子丼が出て参りました。

この色とりどり&種類豊富な具材がしっぽくそばの醍醐味ですよね。しいたけ、かまぼこ、ほうれん草、そして京都らしいお麩もうれしいところ。動物系のお肉類はトッピングされておらず、ヘルシーなのもまたいいですな。やさしい味のお出汁とそば、具材が、じんわりお腹を満たしてくれます。

そして玉子丼には七味をぱらり。ご覧のとおり、卵は半熟のスタイルではなく、ヤワフワな仕上がり。おそらく天かすが入っているようで、卵と出汁+旨み&コクって感じでこれまたとてもおいしくいただけました。嗚呼ほっこり。ちなみに「満寿家」さんは、年内が本日12月31日まで、年始は4日から営業されるとのことです。年末年始は営業時間など変更される場合もあるかと思われますので、そこんとこよろしく。

というわけで、今年の記事アップはこれにて終了。どこのどなたが見てくださってるのか、こちらからはわかりかねますが、いつもありがとうございます。また来年もいろいろ京都の情報(ほぼ食堂、ラーメン&中華みたいな感じですが)をアップしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。ではよいお年を!

満寿家
住所/京都市中京区壬生坊城町47
営業時間/11:00ごろ〜14:30ごろ ←要確認
定休日/要確認

ライター(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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