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滝川クリステル「難産」だった。小泉進次郎大臣「育児頑張りすぎて寝落ち」の日々。

鎮目博道テレビプロデューサー・演出・ライター。
滝川クリステルさん(写真:アフロ)

キャスターとして、そして小泉進次郎環境大臣の妻として注目を集める滝川クリステルさん。今回、その滝川クリステルさんの父であるミシェル・ラルドゥさんと、母である滝川美緒子さんにインタビューすることができた。

インタビューの前編では、滝川クリステルさんはどのように育てられ、今のようにキャスターとして成功を掴んだのか、を聞いた。後編の今回は、滝川クリステルさんの出産について、そして小泉進次郎環境大臣とどのような家庭を作り、子育てをしているのかについてご紹介する。

「出産を半分諦めていた」

Q:最近お孫さんが生まれましたね、おめでとうございます。いかがでしたか。

母:そうね。今もさっき、来る前に会ってきて。本人(クリステルさん)が喜んでいるよね。

父:本人も我々も、最初半分ぐらい諦めていて。

母:諦めていた?いや、違う。そうでもない、頑張っていた。やっぱり頑張り屋なの。諦めないよ。

父:いや、諦めて……本人じゃないけれども、我々は最後には、年を重ねて「いつ結婚する」とか、そういう「子どもを」とかそういうことを……。

Q:もう孫はあれかな、とちょっと諦めていたところが、お父さまはあるわけですね。

父:そう。

母:でもあの人は、自分はまだ大丈夫だって言っていた。

父:どうしてもと言って。子どもは素晴らしいし。

母:まだいける、いけるじゃない、欲しいと言っていたから。そして大丈夫と言っていた。

Q:そのとおり生まれて、すごく喜んでいらした?

母:ものすごく喜んでいます。

2日がかりの「難産」だった

Q:結構生まれる時は大変だったんですよね。

母:それは、やっぱり。無痛分娩をして、時間的に大変だった。2日はかかっていた。最初から分かっていたんですけれども、ここがちょっと(と首を指さす)引っ掛かっていたから。

Q:へその緒が首に巻いていた?

母:へその緒の長さによるんですって。長かったら1周ぐらい巻いていようがちゃんと出て……ただへその緒が短かったらちょっと出にくくなるとか。だから、へその緒が巻いているということは、今はすぐに分かる。ただ、長さだけは分からないんです。長さだけが分からないから、それでちょっと頑張っちゃった。

Q:短かったということなんですね。

母:そう。あまり長くはなかった。

Q:それで2日かけて。

母:それで切って、やっぱり諦めて。

Q:帝王切開されたということですか。

母:そうね。

Q:そうやって苦労して生まれたから喜びもひとしおなのでは。

父:それはそうですよね。

母:ですよね。元々の年齢もあるし。子どもが好きなんです。元々子どもが好きだ、好きだと言っているから。

Q:出産されてからクリステルさんは、お子さまと楽しそうな感じですか。

母:そう。楽しいんですって。本当に。

Q:どんなことが楽しいと?

母:私なんか、娘がウワーッと泣いたら、「あー、大変だな」とか思ったことがあるんですけれども、なんぼ泣いても平気だと言って。全然平気だと。

進次郎大臣が「ほとんどやっている」

母:あの人はすごく助けています。

Q:あの人とは?

母:旦那さんが。進次郎さん。

Q:どんなふうに助けているんですか。

母:全て。私このあいだ進次郎さんに聞いたんです。「いろいろ公にも仕事上のこともあるんですか」と聞いたぐらい。とにかく全部お風呂も入れて、ずっと今の今まで彼が入れていた。なんぼ遅くに帰っても入れていましたよ。

父:彼のイメージからは想像つかない。ただ、やっぱりミルクあげて、おむつ替えして。

母:進次郎さんがいる時間帯は、彼がほとんどやっているね。

Q:そうなんですか。お疲れでしょうけどね。

母:だからあんなにちびちゃんが小さいのに、こういうじゅうたんの上で寝ている写真が来ていたね。何かしているうちに。

Q:赤ちゃんと一緒に寝ちゃっている?

母:赤ちゃんと一緒に寝ている。あの方はこないだまで犬と一緒に寝ていた。そういう写真が、「あー、また寝ちゃった」と。もう疲れているから。そういうじゅうたんの上で寝ちゃっているという写真を(クリステルさんが)よく送ってくる。それが今度は今、赤ん坊。

Q:進次郎さんもお子さんのことがかわいいんでしょうね。

母:そうみたい。子ども好きみたいです。

世間の「いろいろな声」について

Q:ある意味いろいろ注目されてしまうお2人なだけに、いろいろな声が来たりとか、辛い部分もあるんじゃないですか。

母:やっぱり進次郎さんは若いのかな。

父:若いですよね。

母:若いから?案外やっぱりタフなのかしら。大変な仕事もずっとしてきて。今は要するにあれをなくしていますよ。夜、前だったら会食、そういうの。ああいうのを全部なくしてうちへ帰っているんでしょうね。だから時間ができている。

Q:仕事を終えたら真っすぐ帰ってきて、子どもの世話。

母:そうです。寄り道なし。

父:フランス人のように。

Q:フランスの男性はそうなんですか。

父:普段は寄り道しないです。普段は仕事で「余裕がない」という感じがフランスでは全くないんです。会議は時々あるけれども、また飲みに行こうと言っても、普段は皆さんは直接に帰ります。

母:会議でもとにかく、仕事を何十年している間、それはないよね。ただの一度もない。

Q:そうなんですね。

母:そう。それが普通なんじゃないですか。

Q:日本とずいぶん違います。

母:日本の男性……。(呆れ顔)

父:案外コミュニケーションを取るのに、それと日本風ということもあるし。それはそれでいいですけれども。

Q:やっぱりクリステルさんからも、そういうふうにしてとおっしゃっているでしょうね。

母:それは絶対……言ったかどうか聞いてないですけれども、そういうものは絶対あるはずです。「こうするものよ」と。そして彼も努力家だよ。

父:そう、努力家。

母:そしていろいろ工夫して。

父:いろいろ闘っているんですよ、バッシングされても。特にメディアの方は結局たたいて……どうして恨みがあるのか分からないです。

母:何を言っているの。

父:ただ別に……。

母:本当に人のために頑張りたいんですって。だから子どもも「道之助」とつけて。私は最後の「助」が……私は病院で言ったの、「この『助』は何か、昔っぽい感じがする」。だけれども助けるほうがいいんですって。「みんなを助けてほしい」と。

Q:人を助けるような人になってほしいということですよね。

母:そう。

Q:それは2人で考えたんですか。

母:うん。2人で。

Q:お話を聞いているとすごく男女平等でやられている感じがします。

母:そう。彼が努力しているのかな。だってお父さんの純一郎さんはそうじゃないと思います。違いますよね?

Q:たぶん……。

母:聞いたら、進次郎さんが言っていた。お父さんは「男は台所に……」そんなことを言っていたから、絶対お父さんのほうはいろんなことをしている人じゃない。でも進次郎さんはめちゃめちゃやっているよね。台所の皿洗いもね。

父:だから結局、公のイメージとうちのイメージとちょっと違うんだと思います。

母:だから自分が本当にある程度模範というか、それにならなくちゃいけないと思って、表で口先だけのことは言えないから、それで家の中でも頑張っているんじゃないかしら。……いつまで続くかどうかは分からないけれども。

Q:今のところは頑張ってらっしゃる。

母:見ていてもすごいよね?何であんなに頑張るのかしら。だから私たちは何もいいことを言っているわけじゃないんですけれども、将来は分からないです。どうなるでしょう?(笑)

父:いえ、どんな夫婦でも別にそうですよね。

「孫」にどう育って欲しいか

Q:お孫さんにどんな子に育ってほしいですか。

父:別に彼らが好きなように。別に、自由に。そう。

母:でも進次郎さんも自由にと。政治家にとは思っていないみたい。

Q:その子がなりたいものになればいい?

父:なりたい。そう。そういうような話があった。

母:そう言っていましたよ。全然政治家というふうには思っていないと言っていました。

Q:クリステルさんは「お子さんにこうなってほしい」とかは。

父:ない。特にないです。

母:2人ともないよ。……なんか宇宙のことを言っていた。

Q:宇宙?

母:宇宙のこと。

Q:ごめんなさい。一瞬分からないんですけれども、どういうことですか。

父:冗談でしょうけれども。20年先とか、人間が宇宙に行けるかもしれない。

母:パイロット。宇宙パイロット?宇宙飛行士か。あの人はそんなことを言ったりもしていた。夢みたいなこと。

Q:クリステルさんが、お子さんが宇宙飛行士になったらいいなとおっしゃった?

母:いや、進次郎さん。

Q:まさに「星の王子さま」ですね。

滝川クリステルさんの父 ミシェル・ラルドゥさん(筆者撮影)
滝川クリステルさんの父 ミシェル・ラルドゥさん(筆者撮影)

孫と「星の王子さま」を読みたい

滝川クリステルさんは、現在母親の美緒子さんと共著で、父親のミシェルさん監修のもと、サン=テグジュペリの名著「星の王子さま」の解説本の出版準備を進めている。(『サン=テグジュペリ トリック 「星の王子さま」の絵が予言する歴史の真実』滝川美緒子 著 滝川クリステル 原文翻訳 ミシェル・ラルドゥ監修 高陵社書店から刊行予定)

最初クリステルさんが翻訳を担当し、その後美緒子さんがミシェルさんの監修を受けながら書いたという「星の王子さま」の解説本。中では、サン=テグジュペリの祖国愛や平和への隠された想いなども、独自の解釈で解き明かされているという。

Q:ちなみにお孫さんにも「星の王子さま」を読んでもらいたい?

母:私が面白かったもん。だから当然ある程度になったら読んでもらったらいいかなと思っています。結構面白いけれども難しい。「星の王子さま」は難しいです。

Q:その表面だけを読むと本当の面白さが分からないから、やっぱりそれはご自分で説明されるということですか。

母:分からないよ(笑)

父:そのときにいるかどうか分からない(笑)

テレビプロデューサー・演出・ライター。

92年テレビ朝日入社。社会部記者として阪神大震災やオウム真理教を取材した後、スーパーJチャンネル、スーパーモーニング、報道ステーションなどのディレクターを経てプロデューサーに。中国・朝鮮半島やアメリカ同時多発テロなどを取材。またABEMAのサービス立ち上げに参画。「AbemaPrime」「Wの悲喜劇」などの番組を企画・プロデュース。2019年8月に独立し、テレビ・動画制作のみならず、多メディアで活動。公共コミュニケーション学会会員として地域メディアについて学び、顔ハメパネルをライフワークとして研究。近著に『腐ったテレビに誰がした? 「中の人」による検証と考察』(光文社)

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