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【京都市】伏見区 パワースポット世界遺産『醍醐寺』で「五大力尊仁王会」(五大力さん)で家庭円満!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都の伏見区にある世界遺産『醍醐寺』さんでは、毎年2月23日、「五大力さん」として親しまれている「五大力尊仁王会」が行われます。

真言宗醍醐寺派総本山の『醍醐寺』のご本尊「五大力尊」さん。

五大明王(不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王)の力をいただくという特別な日であり真言密教秘奥の大法義です。

醍醐寺(だいごじ)は874年(貞観16年)に真言宗の開祖である弘法大師・空海の孫弟子である理源大師(りげんだいし)・聖宝(しょうぼう)が上醍醐山上で地主・横尾明神(よこおみょうじん)の示現により、醍醐水の霊泉を得て小堂宇を建立し、准胝観音(じゅんていかんのん)・如意輪観音(にょいりんかんのん)を安置したのが起源と言われています。

醍醐寺開山以来1100年続く「仁王会式(にんのうえしき)」の大法要を中心とする醍醐寺最大の宗教行事。

理源大師聖宝の遺訓に則い、ご本尊「五大力尊」の分身「御影(みえい)」は7日間21座に亘る前行でご祈祷されます。

この「御影(みえい)」を家に置くことで、ご本尊「五大力尊」の分身として、昼夜をとわず影の形に従うが如くその人の御身を守り、家を護り、あらゆる災難を払い除け、その身は無事息災、一家は安泰隆昌と言われています。

五大力尊懐中守
五大力尊懐中守

私の家でも毎年、「五大力」さんへ伺い「御影」を頂戴します。

金堂前では巨大な紅白の鏡餅を持ち上げる「餅上げ力奉納」も行われます。

男性が150キロ、女性が90キロの鏡餅!

その迫力はすごいものがありますよ。

【醍醐寺五大力尊仁王会2024「餅上げ力奉納」】
11:00から男性の部、12:30から女性の部

『醍醐寺』は、1994年にユネスコ世界文化遺産(古都京都の文化財)のひとつに登録されました。

国宝・金堂内において、五大明王から直接力を頂ける特別な参拝もできますよ!

世界遺産 醍醐寺
〒601-1325 京都市伏見区醍醐東大路町22
TEL:075-571-0002 

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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