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【バルタン星人の限りなきチャレンジ魂!】西武園ゆうえんち『ウルトラマン・ザ・ライド』体験レポート!!

二重作昌満博士(文学)/PhD(literature)

みなさま、こんにちは!

文学博士の二重作昌満(ふたえさく まさみつ)と申します。

特撮を活用した観光「特撮ツーリズム」の博士論文を執筆し、大学より「博士号(文学)」を授与された後、国内の学術学会や国際会議にて、日々活動をさせて頂いております。

茹だるような暑さが続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

私は何度も夜中に暑さで起きてしまい、寝不足が続いております・・・。

さてさて、今日のお話のテーマは、国内で高い知名度を誇る人気宇宙人である「バルタン星人」に焦点を当て、地球を我が物にしようとした彼らのちょっぴりユニークな作戦について、お話をして参りたいと思います。

バルタン星人 フィギュア(筆者撮影)
バルタン星人 フィギュア(筆者撮影)

ところで、みなさまはバルタン星人をご存じでしょうか?

「もちろん!大知りだよ!」というウルトラマンファンの方や、「ウルトラマンは観たことないけど、名前くらいは知ってるよ。」という方も多いのではないでしょうか?

そこで、少しお時間を頂戴し、バルタン星人のことをお話しさせてください。

バルタン星人は別名・宇宙忍者と呼ばれる、ご存じウルトラマンシリーズに登場する人気宇宙人の1体です。

1966年7月24日に放送されました『ウルトラマン』第2話「侵略者を撃て」において初登場し、お茶の間のテレビで華々しいデビューを飾りました。

蝉を彷彿とさせる顔立ち、大きなハサミ等の、強烈なビジュアルに加え、

「フォ、フォ、フォ」という奇声を通じた高笑い、これが宇宙忍者を名乗る由縁なのか、姿をパッと消したり、分身の術を得意とする戦法・・・・

さらに、上述した奇々怪々なキャラクター性に加え、実は故郷の星(バルタン星)を核実験で失い、宇宙を彷徨ってきた結果、地球を侵略しようと画策する、いわば「宇宙難民」とも呼べる存在でもありました。

歴代バルタン星人の玩具(筆者撮影)
歴代バルタン星人の玩具(筆者撮影)

多くの特徴を兼ね備えたバルタン星人は、たちまちウルトラマンシリーズを象徴する人気キャラクターとして成長し、『帰ってきたウルトラマン(1971)』や『ウルトラマンコスモス(2001)』といった後続のシリーズにて何度も再出演を果たしたスーパースターとなりました。

ある者は体を強化してウルトラマンに挑み、ある者はロボットを使役してウルトラマンを苦しめ、ある者はアメリカのロサンゼルスを襲撃してウルトラマンに撃退された個体もいました。

アメリカ・カリフォルニア州 ロサンゼルス市内(2017年 筆者撮影)
アメリカ・カリフォルニア州 ロサンゼルス市内(2017年 筆者撮影)

アメリカに出現したパワードバルタン星人(写真左)と、彼を追って地球にやって来たウルトラマンパワード(写真中央)
アメリカに出現したパワードバルタン星人(写真左)と、彼を追って地球にやって来たウルトラマンパワード(写真中央)

このように地球を手に入れるため、手を変え品を変え、あの手この手で地球に攻めてきた彼らですが、実に奇想天外な作戦でウルトラマンに挑戦した者達がいました。

そこで本記事では、そんなバルタン星人が巻き起こしたユニークな作戦についてお話をしていきたいと思います。

西武園ゆうえんちにて「ウルトラマン・ザ・ライド」告知パネル(2023年7月13日撮影)
西武園ゆうえんちにて「ウルトラマン・ザ・ライド」告知パネル(2023年7月13日撮影)

また記事の最後では、先日7月14日(金)に「西武園ゆうえんち」にオープンしました「ウルトラマン・ザ・ライド」の試乗体験の様子もレポートします♪

肩の力を抜いて頂き、ごゆっくりとお楽しみいただけましたら幸いです。

☆本記事は「私サブカルチャーものにくわしくないわ」、「難しい話はちょっと・・・」というみなさまにもお届けできるよう、概要的かつ深すぎないお話を心がけておりますので、お好きなものを片手に、ゆっくりご覧頂けますと幸いです。

【ウルトラマンを動物園の見せ物にしてやれ?】怖れていたバルタン星人の動物園作戦とは?

さてさて・・・ここからはバルタン星人によるユニークな作戦についてお話をして参りたいと思います。どんな作戦かといいますと・・・(「もうネタがタイトルに出てんだろ!」と言われそうですが、お付き合いくださいませ。)

それは、バルタン星人の「動物園作戦」。

「ちょっとなに言ってるかわからない・・・」という方が多いと思います。

簡潔に言いますと、ウルトラマンをつかまえて、母星(バルタン星)の動物園の見世物にしてやろうという作戦でした。

「あれ?バルタン星って核実験でなくなったんじゃなかったっけ?」

・・・問題はそこです。バルタン星はなくなってしまったはずなのに、いつのまにか彼らは母星を有していた上、動物園というレジャー施設までちゃっかり完備していたのです。

そもそもウルトラマンを動物園にぶち込んでなにがしたかったのか?見世物として経済的な利益を享受しようとしたのか?あるいは非人道的な扱いをすることで、ウルトラマンに屈辱を与えてやろうという彼らなりの嫌がらせか・・・?

真意はともかく、このなんとも言い難い作戦が展開されたのは、1980年から1年間放送されたウルトラマンシリーズ第9作『ウルトラマン80(エイティ)』の中の1エピソードでした。お話の内容は下記のとおりです。

『ウルトラマン80(1980)』よりウルトラマン80関連商品(筆者撮影)
『ウルトラマン80(1980)』よりウルトラマン80関連商品(筆者撮影)

ウルトラマン80第37話「怖れていたバルタン星人の動物園作戦」
(1980年12月17日放送、脚本:石堂淑朗)
地球を守る特捜チームである「UGM」のお仕事をよく知ってもらうため、子ども達の中から「UGM訪問豆記者」を選ぶ企画が実施された。男女2名の子どもが選出されるも、急遽男の子が帰宅することになり、代わりに政夫という少年が豆記者代行として参加することになった。UGMの基地の中を見学する二人であったが、この政夫少年、実はバルタン星人が変身した偽物であり、UGM隊員・矢的猛(ウルトラマン80)を誘拐して母星の見世物にしようと企んでいた。正体を見破ったウルトラマン80によってバルタン星人の計画は阻止されるのだった。

本作に登場したバルタン星人(※1)ですが、上述したとおり少年に変身して、まんまとUGM基地に忍び込みますが、実はわりとあっさりと猛(ウルトラマン80)に正体を見破られてしまいます。

『ウルトラマン80(1980)』に登場したバルタン星人(5代目)(筆者撮影)
『ウルトラマン80(1980)』に登場したバルタン星人(5代目)(筆者撮影)

その決め手となったのが、彼のおかしな言動や仕草でした。

基地の中を見学している最中、宇宙を見て「いやぁ懐かしいなぁ・・・。早く帰りたいなぁ・・・」とニタニタ笑ってたら、ウルトラマンならずともそりゃあ不審に思うでしょうよと思ったり、もしかして天然なのか?とさえも感じてしまいますが・・・

最終的に正体を見破られたバルタン星人・・・ウルトラマン80と交戦します。ウルトラマンを誘拐するために用意していた巨大な宇宙船とタッグを組んで、80を集中砲火で苦しめたほか、自在に姿を消したり、さらに激しめの肉弾戦を繰り広げたりと、戦闘面ではなかなかの「デキるやつ」でしたが、最終的に80に両足をつかまれ、フルスイングで宇宙船にぶん投げられ宇宙船ごと爆死するというド派手な最期を遂げたのでした。

※1:本作に登場したバルタン星人の呼称ですが、「バルタン星人(5代目)」と呼ばれています。これは、『ウルトラマン(1966)』に3体、『帰ってきたウルトラマン(1971)』に1体、別個体が登場しており、今回で通算5体目となるため5代目と呼ばれています。また、後述する『ウルトラマン80(1980)』第45話に登場したバルタン星人は6代目と呼称されます。

【バルタン星人の限りなきチャレンジ魂!】またも炸裂したバルタン星人の珍作戦とは?

「ウルトラマンを動物園に入れよう」という奇想天外な作戦で、ウルトラマン80に挑戦したバルタン星人でしたが、なんと彼らの挑戦はこれに留まりませんでした。

「今度はなにやったの?」という声が聞こえてきそうですが・・・

今度のバルタン星人、作戦のテーマは「人間みなカタキ、一日一悪」。

「またしても、ちょっとなに言ってるかわからない・・・」という方が多いと思います。

ウルトラマン80と交戦するバルタン星人(6代目)(筆者撮影)
ウルトラマン80と交戦するバルタン星人(6代目)(筆者撮影)

具体的には、まず子ども同士をけんかさせ、次に家と家とをけんかさせ、最終的に国と国をけんかさせて、地球人を滅ぼしてしまおうという気が遠くなるような作戦でした。

「この作戦・・・ちゃんとよく考えたのか?」という位、かなり回りくどい作戦ですが、バルタン星人さんは至って本気。自身の作戦を「お釈迦様でもご存じあるめぇ」と開き直る位の自意識過剰っぷりでした(そもそも宇宙人である彼が、お釈迦様という言葉をどこで覚えたのか?というのも甚だ疑問ですが)

もはや理論的にも破綻していたこの作戦に、我らがウルトラマン80はどう立ち向かっていったのか?早速お話の概要をみてみましょう。

ウルトラマン80第45話「バルタン星人の限りなきチャレンジ魂」(1981年2月18日、脚本:石堂淑朗)
前回の失敗にめげない限りなきチャレンジ魂に燃えるバルタン星人は、ささいな人間同士の争いから国家間の大戦争に発展させ、人間を滅ぼすという作戦を画策する。その第一歩として、正也少年がブルートレインをカメラで撮影しようとした際に、UFOに見立てたフリスビーを画面に混入させた「インチキUFO写真」を完成させる。その真偽を巡り、正也少年と友人達の関係にヒビを入れていく。さらに、「日曜日の12時に嵐が丘にUFOが現れる」というテレパシーを正也少年に送り、その時間ぴったりに正也少年と友人達を嵐が丘に集合させ、そこでバルタン星人は円盤と共にお出ましを企むも、矢的猛(ウルトラマン80)に阻止される。怒ったバルタン星人は正也少年達を人質に巨大化、市街地で暴れ回る。苦戦を強いられるウルトラマン80だったが、初代ウルトラマンから習った必殺技「ウルトラスラッシュ」を思いだし、当技でバルタン星人を退治し、少年達を救出したのだった。

「なんだ、子ども同士のけんかにバルタン星人が入り込んだのか!」

・・・と言われますと、事実上そういうことになります。今回のバルタン星人はフリスビーを使って子ども同士のけんかの種をつくり、さらに計画がうまくいかないとなるや子ども達を人質にとるという中々の小悪党ぶりを披露していました。

上述してきた当騒動において、矢的猛(ウルトラマン80)も、UFOの真偽について正也少年達に諭すシーンがあるのですが・・・

「んーこういう問題はさ、最後まで蹴りはつかないもんなんだ。UFOはさ、そっ、神様や仏様とおんなじでね。いると思っている人にはいるし、いないと思っている人にはいないんだ。(中略)それ以上やりあうと、けんかになる。」(矢的猛)

「ん?待てよ?『ウルトラマン80』ってしょっちゅう怪獣や宇宙人、はたまたUFOが攻めてくる物語じゃなかったっけ?」と一視聴者としては疑問な指導だったのですが、あくまでこれは一教育。これ以上メスを入れるのは野暮かなと思いますので、ここで閉幕と致します。

上記でご紹介した作品ですが、『ウルトラマン80(1980)はTSUBURAYA IMAGINATION(外部リンク)にて配信中です。百聞は一見にしかずですので、是非ご覧になってみてくださいね♪

『ウルトラマン80(1980)』より、80の変身アイテム・ブライトスティック(写真左、筆者撮影)
『ウルトラマン80(1980)』より、80の変身アイテム・ブライトスティック(写真左、筆者撮影)

【夏休みはみんなで西武園ゆうえんちへ】子どもの頃の夢が叶う?ウルトラマン・ザ・ライドってどんなアトラクション?

さてさて、ここまでバルタン星人の少しユニークな迷活躍についてお話をして参りましたが・・・

みなさまはバルタン星人と並ぶ、ウルトラマンシリーズの人気怪獣である「ゼットン」という怪獣をご存じでしょうか?

宇宙恐竜ゼットン 関連商品(筆者撮影)
宇宙恐竜ゼットン 関連商品(筆者撮影)

宇宙恐竜ゼットンは、1967年4月9日に放送されました『ウルトラマン』第39話「さらばウルトラマン」にて初登場し、最終回である本作でウルトラマンを倒した最強の敵役を務めました。

ゼットンはウルトラマンを倒した後、彼を支援する特捜チームである「科学特捜隊(通称:科特隊)」の武器によって倒され、傷ついたウルトラマンはもう一人のウルトラマンであるゾフィーと共に、故郷のM78星雲「光の国」へと帰っていきました。

科学特捜隊の武器、「スーパーガン」。ゼットンは写真手前のペンシル爆弾を、毒蝮三太夫さん演じるアラシ隊員に打ち込まれ、爆死した。(筆者撮影)
科学特捜隊の武器、「スーパーガン」。ゼットンは写真手前のペンシル爆弾を、毒蝮三太夫さん演じるアラシ隊員に打ち込まれ、爆死した。(筆者撮影)

つまり、ゼットンはウルトラマンを倒した最強の怪獣であると共に、ウルトラマンが地球を去るきっかけをつくった強者中の強者。

そんなゼットンとの戦いを体験できるアトラクションが、去る7月14日に東京都東村山市にある「西武園ゆうえんち」(外部リンク)にオープンしました。

西武園ゆうえんち(筆者撮影)
西武園ゆうえんち(筆者撮影)

『ウルトラマン・ザ・ライド』告知パネル(7月13日 筆者撮影) 
『ウルトラマン・ザ・ライド』告知パネル(7月13日 筆者撮影) 

その名は「ウルトラマン・ザ・ライド」(外部リンク)!

当アトラクションは、西武園ゆうえんちを象徴する新アトラクションとして『ウルトラマン』をテーマにした世界最大のライド・アトラクション。ゲスト自身が科学特捜隊(以下、科特隊)の新人隊員として「ウルトラマン」とともに空を駆け巡り、ともに怪獣へと立ち向かう、これまでにないほどの没入感と心震える大興奮を全身で体感することができるという内容。

それはまるで、あなたの目は、あなたの体を離れて、非日常の世界へと誘われていくような臨場感・・・。

オープニングセレモニー来場者に配布された、当アトラクションのシール(筆者撮影)
オープニングセレモニー来場者に配布された、当アトラクションのシール(筆者撮影)

当アトラクションですが、オープン前日の7月13日に「オープニングセレモニー」と先行体験会が開催され、私も当セレモニーと先行体験会に参加をさせて頂きました(権利の関係でセレモニー中の写真は掲載できません。セレモニーの様子、詳細につきましては、株式会社円谷プロダクション様のHP(外部リンク)をご覧頂けたらと幸いです)。

セレモニー中、「ウルトラマン・ザ・ライド、出動!」とステージ上の参加者全員で右手を突き上げて、ステージ後ろの機械から火炎が吹き上がる場面があるのですが、ステージ一番後ろに立っておりましたため、メチャメチャ熱い・・・!!リハーサルを含めますと約30回、大きな音と共に放射され、セレモニー終了後しばらく体がやかんのように熱かったのは良い思い出です(笑)。

セレモニー終了後は、興奮と共にいよいよ体験会。・・・とはいえ、本記事はまだ乗ったことがないという皆さまのため、具体的な内容には触れず、下記3つのポイントから概要的に説明致します。

ポイントその1:乗車前のプレショーも楽しんで!

「ウルトラマン・ザ・ライド」のお楽しみは、アトラクション本番だけではありません。当アトラクションは乗車前に短いショー(いわゆるプレショー)がございます。ショーの最中、モニター映像にてウルトラマンシリーズと非常に縁の深い「ある方」が登場します。また、たくさんのキャラクター達も登場しますので、モニター画面に是非注目してみてください。さらに、プレショーの最中には出演者と来場者(ゲスト)揃っての「敬礼」のシーンが度々ございます。ウルトラマンシリーズの住人になりきって、思いっきり「敬礼!」するのも醍醐味。出発前日にお家でお子様と一緒に練習するのもお勧めです。

ポイントその2:子どもの頃の夢が叶う!みんながウルトラマンの隊員に!

当アトラクションでは、来場者(ゲスト)は科特隊の隊員になって、ウルトラマンを倒した最強の宇宙恐竜「ゼットン」と戦うことになります。子どもの頃、特捜チームの隊員になりたかったという方やウルトラマンと一緒に怪獣と戦ってみたかったというお父様・お母様・大きなお友達の夢が叶います。隊員の目線から巨大な怪獣(ゼットン)はどう映るのか、さらにゼットンも負けじと隊員となった私たちに容赦なく襲いかかってきます。しかもウルトラマンが私たちと交流してくれる・・・!是非、隊員の目線から映える圧倒的な臨場感を楽しんでくださいね。

ポイントその3:椅子が飛ぶ!心を思いっきり遊ばせて、ウルトラマンを応援しよう!

上述してきましたとおり、巨大なウルトラマンと怪獣の戦いを、隊員の目線から楽しむことのできる当アトラクション。来場者(ゲスト)は乗り物の座席に着席後、しっかりとシートベルトを締めて、非日常の世界へと出発します。当アトラクションはスリルライドですので、変わりゆく大きなスクリーンの映像と共に、激しく座席が揺さぶられます。もうここまで来たら固定観念を捨てて、思いっきり心を遊ばせながら楽しむのがお勧めです。アトラクションの試乗中、ウルトラマン登場に歓喜の声が上がり、子どもも大人も「ウルトラマンがんばれ!」と声援を送っている姿が印象的でした。アトラクション試乗終了後、大きな拍手が巻き起こりましたが、このように大人も童心に還れる、かつてない壮大なエンターテインメントこそ「ウルトラマン・ザ・ライド」なのです。

ウルトラマン・ザ・ライド概要(西武園ゆうえんちHPより 外部リンク)
場所:西武園ゆうえんち 夕陽館
オープン日:7月14日(金)
体験時間:約10分(プレショー含む)
対象:4歳以上かつ、身長100cm以上(130cmに満たない場合は18歳以上の保護者の同伴が必要)

・ウルトラマン・ザ・ライドの待ち時間を短縮!「西武園のりもの特急券」
「ウルトラマン・ザ・ライド」の導入に合わせ、アトラクションの待ち時間を短縮することのできる「西武園のりもの特急券」もウルトラマン・ザ・ライドに対応。Webでは事前販売を6月30日(金)より開始します。「西武園のりもの特急券」を使ってより快適なアトラクション体験をお楽しみください。

・ウルトラマン・ザ・ライド単券
1,000円

・のりもの特急券セット
2,000円

いかがでしたか?「ウルトラマン・ザ・ライド」につきまして、本当はまだまだお話ししたいことがたくさんあるのですが、これから体験して頂くみなさまのために、今回は極めて概要的な解説に留めております。実際に試乗してみると、こんな拙い文章で収まりきれないくらいの壮大な体験がみなさまを待っています。

西武園ゆうえんちスペシャルカラーver. ウルトラマン指人形(筆者撮影)
西武園ゆうえんちスペシャルカラーver. ウルトラマン指人形(筆者撮影)

オリジナルグッズを販売する物販コーナーも充実しておりますので、かつてない規模で展開される「ウルトラマン・ザ・ライド」、是非体験してみてくださいね♪

(参考文献)
・宮島和宏、「タツミムック 検証・ウルトラシリーズ 君はウルトラマン80を愛しているか」、辰巳出版株式会社
・菅家洋也、「講談社シリーズMOOK ウルトラ特撮 PERFECT MOOK vol.21 ウルトラマン80」株式会社講談社

この記事をご覧頂き、「国内や海外での日本特撮やアニメ作品の展開に興味を持った」という皆様、私の過去の記事やTwitterにて、海外現地での様子や商品展開についてもお話をさせて頂いております。宜しければ、ご覧ください。

(Twitterアカウント)
Masamitsu Futaesaku Ph.D(Twitter)(外部リンク)
(Yahoo! Japanクリエイターズプログラム)
二重作昌満(CREATORSサイト)

博士(文学)/PhD(literature)

博士(文学)。日本の「特撮(特殊撮影)」作品を誘致資源とした観光「特撮ツーリズム」を提唱し、これまで包括的な研究を実施。国内の各学術学会や、海外を拠点とした国際会議へも精力的に参加。200を超える国内外の特撮・アニメ催事に参加してきた経験を生かし、国内学術会議や国際会議にて日本の特撮・アニメ作品を通じた観光研究を多数発表、数多くの賞を受賞する。国際会議の事務局メンバーのほか、講演、執筆、観光ツアーの企画等、多岐に渡り活動中。東海大学総合社会科学研究所・特任助教。

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