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河原などに自生する雑草ヤブカンゾウは万人受けする癖のない美味しい野草・茹でて酢味噌で食べるのがお勧め

健啖隊ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

ヤブカンゾウとは

ヤブカンゾウはユリ科の多年草でワスレグサと呼ばれる事もあります。

ヤブカンゾウに目立った茎はありません。

地面から直接生えた葉が幾重にも重なった構造をしています。

芽吹きの頃のヤブカンゾウ
芽吹きの頃のヤブカンゾウ

夏にユリに似たオレンジ色の花を咲かせます。

夏にオレンジ色の花を咲かせる
夏にオレンジ色の花を咲かせる

似た種にノカンゾウがありますが、ヤブカンゾウの花は八重咲きである事で見分けが付きます。

但し、花の開花前の葉の状態を見ただけでは見分けがつかない事が多いです。

ヤブカンゾウは河原などの道端や藪に多く、ノカンゾウは山林の道端に生えていることが多いのですが、野草として食材にするならどちらも同じように利用できます。

ヤブカンゾウを採取する

食材として利用する時は若い芽の根元の白い部分を使います。

根本の白い部分を切り取って集める
根本の白い部分を切り取って集める

かなり成長したものでも根元の白い部分だけなら食すことが出来ます。

採取する時は地中に広がるヒゲのような糸状の根の部分の直ぐ上から切取って持ち帰ります。

ヒゲのような根を残して採取すればそこからまた新たな芽が出ますので絶えることはありません。

このように根本の白い部分から切り取って持ち帰る
このように根本の白い部分から切り取って持ち帰る

調理しましょう

持ち帰ったら外側の汚れた葉は取り除きます。

外側の汚れた葉は取り除く
外側の汚れた葉は取り除く

緑に色付いた長く伸びた葉も切り取ります。

緑の葉も切り取る
緑の葉も切り取る

このように根元付近の白い部分だけにします。

食材として使う部分
食材として使う部分

熱湯で約1分間茹でます。

熱湯で約1分茹でる
熱湯で約1分茹でる

茹で上がったらザルに入れて粗熱を取ります。

粗熱が取れたら食べやすい大きさに切れば出来上がりです。

粗熱を取ってから食べやすい大きさに切る
粗熱を取ってから食べやすい大きさに切る

酢味噌を付けて食べるのがお勧めです。

酢味噌を付けて食べるのがお勧め
酢味噌を付けて食べるのがお勧め

味は長ネギの白い部分からネギ特有の風味を取り去った、みたいな感じです。

滑らかな舌触りと、ほんのりした甘みに僅かな青葉の風味が持ち味、と言ったところでしょうか。

際立った癖が無いだけに万人受けする野草です。

茹でるほかに天ぷらでも美味しく食べる事が出来ます。

最後までご覧頂きありがとうございます!!

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ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

「身近な場所でアウトドア・レジャーを満喫」が健啖隊のメインテーマ。ここでは様々なアウトドアシーンで知っていると役に立つ知識や情報を紹介します。特に魚釣りと釣った魚の調理・山野草・キノコは得意分野です。健啖隊の動画チャンネルでは釣ったブラックバスを料理して食べる動画はギネス級にたくさん公開しています。紹介した料理の数も一般的なソテーやフライから刺身やクサヤ干物まで汎ゆる料理を網羅しています。一度、健啖隊の動画チャンネルをご覧になれば必ずやビックリすると思います。尚、ブラックバスをどう捌けば美味しく食べられるかの要点は健啖隊が実践して見出した方法がウィキペディアでも掲載される程に認知されています。

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