【密着】萩本欽一、82歳の挑戦 ギャルピースで欽ちゃん走り 笑いにおける“動き”へのこだわり
日テレNEWS
“視聴率100%男”の異名を持ちながらも、様々なフィールドで挑戦を続けている萩本欽一さん。現在82歳の萩本さんは、YouTubeという新たな舞台でチャレンジしています。なぜ、新しいことに挑戦し続けるのか、萩本さんの思いを取材しました。 【画像】『全日本仮装大賞』3年ぶり復活 萩本欽一&香取慎吾が司会
■収容人数100人ほどの小劇場でライブ“ギャルピース”も披露
『欽ちゃん82歳の挑戦~ちょっとだけ動くライブ~』と題し、収容人数100人ほどの小劇場・新宿バティオスの舞台に立った萩本さん。ライブ中、観客から「ギャルピースして」と声をかけられると、笑顔でギャルピースをしながら、欽ちゃん走りを披露する場面も見られました。 実は萩本さん、2014年には大きな舞台へは出演しないことを表明していました。その理由について「舞台はもう出られないと思った。動きで(世に)出てきて、ずっと動いてきた。私の中では、動いてコメディアンとしての笑いが一人前。考えつかない笑いは動きで足してきた。動けないと笑いが半分になる。それでお金もらっちゃ失礼かなと思って」と明かしました。
■萩本さんがこだわる“動き”
笑いにおいて、“動き”を大切にしている萩本さん。この日の舞台のリハーサルでも、こだわりが垣間見られました。 リハーサルが始まると、ライブ中に座るイスを入念にチェックしていました。萩本さんは「(イスが)重い。動けるタレントだと、軽くしておくと(笑いに)使える」といい、木製のイスや段ボールを試したのち、前後左右に動きやすいキャスター付きのイスに変更。 さらに、オープニングに使用する音楽や、登場の方法など、様々なパターンを試し、納得がいくまで話し合いが続けられました。
■“視聴率100%男”の挑戦
1966年にお笑いコンビ・コント55号を結成した萩本さん。“視聴率100%男”として一世を風びしました。2005年には、クラブ野球チーム・茨城ゴールデンゴールズを結成。2015年には、73歳で駒澤大学に入学するなど、挑戦し続けています。 大学入学について「挑戦しているかんじがした。本当は50歳で行こうと思った。その時、学校で今がんばったら一番になれるなと。だからおもしろくないなと思って、60歳になってからにしようと思った。60歳になっても全然ボケていなくて、70歳になったときに“誰だっけ”っていったときに、これならおもしろいと思った」と振り返りました。