ソフトバンク、異例の3選手同時支配下選手登録へ 仲田慶介、緒方理貢、川村友斗の〝育成三銃士〟が開幕1軍目指す
ソフトバンクが仲田慶介内野手(24)、緒方理貢外野手(25)、川村友斗外野手(24)の育成3選手を支配下選手登録することが18日、分かった。近日中に発表される。3選手同時は異例。3選手の登録で支配下は65選手となる。 ■「泣ける」ウォーカーが古巣恩師とサムアップ2ショット【写真】 仲田は福岡大から2022年に育成ドラフト14位で入団。21年のドラフト会議では支配下を含め128番目と12球団で最後の指名を受けた。両打ちに加え、内外野全ポジションをこなせるユーティリティープレーヤー。オープン戦は10試合に出場し、打率1割2分5厘。 緒方は駒大から21年に育成ドラフト5位で入団。22年は17盗塁でウエスタン・リーグの盗塁王にも輝いた。オープン戦は9試合に出場し、打率5割4分5厘。 川村は仙台大から22年に育成ドラフト2位で入団。昨季はオープン戦で本塁打も放つなどアピールしたが、支配下登録はつかめなかった。今季のオープン戦は12試合に出場し、打率2割6分7厘、1本塁打、4打点。 3選手は宮崎春季キャンプからA組(1軍)に抜てきされ、オープン戦でもアピールを続けてきた。小久保監督は「彼らはチームに対していい影響を与えてくれていたのは事実です。やっぱり心打つものがありました。いい姿で野球をしている。純粋に四球一つ、スチール一つ、ワンプレーが(今後に)直結する。ずっと支配下だったら忘れているものというか、そういう部分では彼らはやってくれた」と評価していた。指揮官が「本番モード」と位置づけている19日からの阪神戦(ペイペイドーム)にも同行が決まっており、3選手は開幕1軍をかけた戦いに舞台を移すことになる。
西日本新聞社