伊東美咲さん(46歳)が夢を叶えてきた方法「未来の設計図はどんどん変わっていい」|美ST
「自愛」をひとつのテーマに掲げている美ST。多くの人が「自愛=自分を認め労ること」と定義する中で「自愛とは自分を磨き高めること」と伊東美咲さんは真逆の答えを導いてくれました。彼女の生き方は、迷いがちな美ST世代に大きなヒントを与えてくれそうです。
伊東美咲流の夢の叶え方は「未来の設計図は複数用意すること」
■お話を伺ったのは…伊東美咲さん(46歳) 《Profile》1977年5月26日、福島県生まれ。モデルを経て俳優としてドラマ「電車男」や「サプリ」などに出演し瞬く間に人気俳優に。子育てのために現在は俳優業を休止し、2017年からハワイ在住。 自分を高めることは楽しいこと。「自分磨き」というと堅苦しく思う方もいるかもしれませんが、私にとっては趣味のようなものです。知識を学び思考を深めることを楽しんでいます。 私、落ち込むことってほとんどないんです。自分の中に必ずいつも目標があって「あそこにたどり着こう」「たどり着くにはこの道だ」と考えているんですが、たとえつまずいたとしても、そこからさらに磨き上げればいいんだと気持ちを切り替えればいいだけ。逆にチャンスと考えますね。 ただ、毎日自分をかりたて続けて「~しなきゃならない」「できてない自分はダメ」なんて無理に頑張りすぎるのはちょっと違う気がするんです。だって人生は修行じゃないんですから。リラックスしたり休んだりも必要です。 自分の中に未来を思い描いた「自分年表」があるんですが、その設計図もどんどん変わっていっていいと思っています。夢はたくさんあっていいので、いろんな方面に行ける可能性を秘めた設計図を作っておくこと。ルートを複数用意しながら、いつも自分を磨いておこうという意識でいると、どこかには到達する。そうすれば、どこに到達しても「夢が叶った」ということになりますから。
もっとも幸せなのは子どもを寝かしつける時間。一緒に寝られるのは今しかないから
今住んでいるハワイは、感性が豊かで人生を謳歌している人がまわりにたくさんいらっしゃいます。だから自然と自己研鑽したくなりますね。 ハワイでももちろん色々な働き方がありますが、多いのが朝早くからお仕事して夕方前には終わらせて、海に行ってハッピーアワーを楽しんだり、家族との時間を過ごしたり。そんな生活スタイルを見ていると、自分や家族を犠牲にしてまで働くよりも、自分自身の幸せのために働く方が意味があるなと感じます。 私自身は今は子育て中なので、子どもたちを寝かしつける就寝前のひとときがもっとも癒される時間ですし、いちばん「今しかない」を感じる時間です。たわいもない時間なのに本当に貴重で尊くて。 下の子がまだ小さいので常に子どもと一緒に行動しなければならなくて、それを大変に思うときもないわけではありませんが、5年後、10年後は違う状況になっているはず。そう考えると今しかない時間を大事にしたいと強く思うんです。