吉本新喜劇の内場勝則、辻本茂雄が座長勇退へ 3月から4リーダー就任で新体制
次期座長候補は清水けんじ、吉田裕、信濃岳夫、諸見里大介
吉本新喜劇の内場勝則、辻本茂雄が座長勇退へ 3月から4リーダー就任で新体制
吉本興業は4日午前、新体制発表会見を開き、次期座長候補として清水けんじ、吉田裕、信濃岳夫、諸見里大介の4人が3月からリーダーに就任。現在、座長を務める内場勝則と辻本茂雄の座長勇退を発表した。 【会見全動画】吉本新喜劇 60周年新体制発表会見 3月から4リーダー就任
「次なる吉本新喜劇」へ座長候補4人がリーダー就任
同社によると、吉本新喜劇が3月1日に60周年を迎えるのに合わせ、現在座長を務める小藪千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍の4座長と今回就任する4リーダー率いる新体制で「次なる吉本新喜劇」に向け、進化を図る。また、リーダーの任期は1年間。関係者は「本人次第で座長就任、そうでない場合もある」と話す。 この4リーダーが選ばれた経緯について小藪は「会社からみてこの4人はいけそうだと。能力的に認められた部分があって、現状でも西梅田や祇園とかで僕たちでない時に仮座長というか台本打ち合わせをして公演を行うということはやっている。こうして注目度があがると、自身たちも頑張らなくてはいけないというようになるというのが狙いではないですかね」と話していた。
内場、辻本は座長勇退も引き続き新喜劇出演
内場は26日から3月4日、辻本は19日から25日のいずれも、なんばグランド花月での公演をもって座長を勇退するが、引き続き新喜劇の顔として出演を続けるという。内場と辻本は、1999年に座長に就任し、吉本新喜劇の顔として活躍してきた。
内場「私には思いつかんかったなぁーというものを期待」
内場は「新体制おめでとうございます。今、スポーツなどエンターテイメントの世界も若い人が中心となった力が必要です。新元号元年の年にスタートする新体制の新喜劇、私には思いつかんかったなぁーというものを期待してます」とコメントを寄せた。
辻本「ライバルは島田一の介兄さん」
また、辻本は「新体制になり、これからはベテランとして吉本新喜劇を支えていきます。ライバルは島田一の介兄さんです。そして、自分自身のイベントでは、座長を務め、吉本新喜劇をさらに盛りあげていきます」としている。 吉本新喜劇は1959年3月1日、当時のうめだ花月劇場オープンと同時に発足した。現在は座員約110人となっており、テレビ放送も関西だけでなく、北海道や沖縄など各地で行われている。