3・11でサンド伊達みきおが「最近思うこと」 ブログで呼びかけ「もっと福島沿岸部の現状を知らせて」
宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが11日、ブログを更新。「最近思うこと」として東日本大震災から13年を経過した今の思いを率直につづった。 伊達は13年前、宮城県でのロケ中に被災。高台に逃げて津波の被害は免れたが、目の前で津波が家や車を飲み込んでいく姿を見ている。その後「東北魂義援金」を立ち上げ、災害で役立つトイレトレーラーを寄付している。 伊達は「今年も、この日に宮城県気仙沼市に来る事が出来ました。震災当日も気仙沼にいたわけだから、この日は14年連続気仙沼にいるって事か」とこの日も気仙沼に。被災者に思いを寄せながら「また1年、沢山のお客さんが被災地へ訪れてくださる様に僕たちはPRを頑張ります」と決意。そして「最近思うこと」を記した。 まず「もっと、福島の沿岸部の現状を知らせて欲しいです」とつづり「NHKの番組では色々とやってますが、原発の廃炉に向けての作業がなかなか進んでない事や、このままだとあと30年か40年かかるとか。。そうなると、震災を知らない次の世代の人達がその作業をしなければならないって事。現在も、帰還困難区域があるとか。。知らなければいけない事が沢山あるはず」と訴えた。 また最近、全国で地震が増えていることに「怖いですが、全員が何となく常に警戒しておくべきなんだと思います」とも投稿。「東北魂義援金」で寄付したトイレトレーラーについても「今回、これまでにご協力頂きました東北魂義援金で、2台目となるトイレトレーラーを福島県に寄贈する事になりました」と報告し「まだ、実際に寄贈するまでには時間がかかりますが。。能登半島地震以降、トイレトレーラーの受注がかなり増えたらしく生産に時間がかかるようです」とも説明した。 そしてこの義援金に協力してくれた人、ライブでチャリティーグッズを購入してくれた人へ「東北魂義援金へのご協力を頂きありがとうございます!大切に、正確に大事に使わせて頂いております。心より感謝しております」と呼びかけていた。