相田翔子さん「若い頃からずっと、変化することが大好き」。50代の今、チャレンジしてみたい髪型は?
キラキラと輝くばかりの存在感で、国や世代を超えて再注目されている”昭和アイドル”。耳に残る楽曲に加え、ピュアで華やかなヘアメイクも人気再燃の理由のひとつに。そんな当時のビューティ事情を探るべく今回ご登場いただいたのは、昭和のラストを飾る1988年4月にアイドルデュオ・Winkとしてデビューした相田翔子さん。どこか憂いを帯びたビジュアルとキャッチーなパフォーマンスで一世を風靡した彼女が語る、50代を迎えた現在の美容との向き合い方とは? 【写真】アイドル時代の相田翔子さん
いくつになっても、ずっと自分にワクワクしていたい!
「若い頃からずっと、変化することが大好き。それがストレス解消やリフレッシュに繋がっているんです。自分に対して常にワクワク感を感じていたいから、“この年齢にこの髪型はダメ“とか”こういう洋服を着るべき“という世の中の意見に逆らうことも厭いません。着たいものを着て、やりたい髪にして、その上で、きちんとしなくてはいけない場ではちゃんと戻す。オンとオフを分けていれば、人の目を気にする必要はないと思っています。 今やりたいと思っているのは、電話コードのようなスパイラルパーマ。この取材のために清楚なイメージで髪をカットしたので(笑)、終わったら思い切って大胆な髪型にしちゃおうかなって。実は、もう美容院も予約してあるんです。私の髪型に厳しい娘からは“絶対にやるな”と言われていますが、夏休みの間だけ楽しむつもり」 アイドル時代から変わらない、ふわりとした笑顔で取材に応えて下さった相田さん。おっとりとした語り口ながら切れ味鋭いユーモアが随所に散りばめられ、終始笑いが絶えない和やかなインタビューとなりました。取材の最後には「いちばんお伝えしたかったのは、私がこうやって人前に立って撮影していただけるのは、長年お世話になっているスタイリストの金子さんやヘアメイクのきくちゃんのおかげだということ。25年に渡って積み重ねてきた信頼関係があるので、鏡を見なくてもいいくらいお任せできるんです。本当にありがたいですね」と感謝の気持ちを語っており、相田さんの包み込むような美しさの秘密がわかったような気がしました。 ●相田翔子さん 1970年2月23日生まれ、東京都出身。1988年にアイドルデュオ・WinkとしてCDデビューし、『愛が止まらない~Turn it into love~』や『淋しい熱帯魚』など大ヒットを連発。また、デュオ時代からソロとしても活動。おっとりとしたキャラクターが支持され、バラエティ番組やドラマ、映画など幅広いジャンルで活躍している。10月17日~21日に『MIN-ON スペシャル・ステージ 堀内孝雄×渡辺真知子×相田翔子~Thank you Show Much! Vol.2~』を開催予定。 撮影/浜村菜月〈LOVABLE〉 ヘア&メイク/きくち好美 スタイリスト/金子美恵子 ジャケット写真協力/ポリスター 取材・文/真島絵麻里 企画・構成/有住美慧(MAQUIA)