銃を持ったグループ想定 G7広島サミット前にテロ対策訓練[2023/04/13 18:35]

 5月に開かれるG7(主要7カ国)広島サミットを前に、警視庁などは銃を持ったグループへの対応を想定したテロ対策訓練を行いました。

 訓練は銃を持った7人の男がイベントの開催中に施設内に侵入し、占拠したという想定で行われました。

 参加したのは丸の内警察署の警察官や機動隊、それに訓練の会場となった東京国際フォーラムの職員ら約100人です。

 参加者はそれぞれ、警備員の110番通報の流れや一般客の避難誘導、駆け付けた機動隊員が発砲して制圧する手順などを確認しました。

 丸の内警察署・大月正司署長:「首都東京がテロの標的になる、そういうことも十分、考えられる。この機会に得た失敗や教訓事項を有事の際に生かしていただければ」

 5月に開かれるG7広島サミットの期間中、東京都内では多くの人が集まる施設などのいわゆる「ソフトターゲット」でのテロの危険性が高まるとして、警視庁が警戒を強化しています。

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