白バイ隊員など交通機動隊22年ぶり再編 警視庁[2023/04/03 18:30]

 警視庁は白バイ隊員などで構成される交通機動隊を22年ぶりに再編し、これまでの10隊から4隊減らして6隊に統合しました。

 警視庁の交通機動隊では、主に白バイやパトカーに乗った隊員が幹線道路の交通取り締まりなどを行っています。

 警視庁は交通機動隊を22年ぶりに10隊から6隊に再編しました。

 23区内を担当する8隊が4隊に統合されたということです。

 多摩地域を管轄する2隊は変更されませんでした。

 この統合で1つの隊の人数を増やし、これまでと比べてより大規模な交通取り締まりを行うことなどが期待されています。

 一方、各隊の担当範囲は広くなりますが、機動力を生かして効果的に運用していきたいとしています。

 再編に伴う式典で、小島裕史警視総監は「新たな体制の基盤を早期に確立し、交通取り締まりの精鋭部隊としての力を示していただきたい」などと話しました。

 警視庁によりますと、交通機動隊の全体では庶務担当など管理部門の人員が減り、およそ710人から650人になるということですが、白バイ隊員などの数はこれまでとほぼ変わらないということです。

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