米比軍、上陸作戦の合同演習 自衛隊が視察[2015/10/10 11:20]

 中国が南シナ海での海洋進出を進めるなか、アメリカ軍とフィリピン軍が合同で上陸訓練を行いました。

 アメリカ軍とフィリピン軍は、合同の軍事演習「フィブレックス」を定期的に行っています。今回の訓練は、マニラ近郊の海軍基地などフィリピン各地で1日から9日間行われました。演習には双方の海兵隊員ら合わせて約1500人が参加し、日本の自衛隊幹部も訓練の様子を視察しました。演習では海岸から小型ボートで上陸し、敵の陣地を攻撃する訓練のほか、水陸両用の車両を使用した上陸訓練などが行われました。アメリカとフィリピンは定期的な合同演習を継続することで、南シナ海での海洋進出を進める中国を牽制(けんせい)する狙いがあります。

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