大相撲・初場所で初優勝を果たし、２３日午後、横綱審議委員会で１９年ぶりの日本出身横綱誕生へ推薦が決まった大関・稀勢の里（３０）が会見を行った。

　稀勢の里「うれしいのと気が引き締まると言いますか、これからだという気持ちが本当に出てきます」「（Ｑ．３０歳での横綱昇進は？）体も元気ですし、気持ちもまだまだ元気ですから。これから強くなると思っていますから、これからがまたスタートだという気持ち」

　第７２代・横綱誕生へ。今場所が初優勝となった稀勢の里は、横綱推薦の内規である「２場所連続優勝」には当たらないものの、「それに準ずる好成績」に該当。２３日午後の委員会で、満場一致で賛成が得られたため、横綱推薦が決まった。

　２５日の番付編成会議、その後の臨時理事会を経て、正式に１９年ぶりの日本出身横綱が誕生する。