全国でマスクが不足している問題で、加藤厚生労働相は、布製のマスクおよそ２０００万枚を全国の介護施設などに配布すると述べた。

加藤厚労相「何度でも再利用可能な布製マスクを国が一括購入し介護施設等に対し、一人一枚行き渡るように順次配布をすることにしています」

加藤厚労相は、介護現場でのマスク不足を解消するために、布製のマスクおよそ２１５０万枚を今週末から来月上旬にかけて優先度が高い所から、順次、配布すると述べた。まずは、愛知県に１５万枚送るとしている。

一方、政府の専門家会議が１９日夜に開かれる。会議では、一斉休校など政府が講じてきた対策の効果を検証した上で、今後、継続するかどうかの判断材料となる見解が示される見通し。

また萩生田文部科学相は、学校再開を自治体が判断する際の目安について、専門家会議の見解を踏まえて、来週中にも公表する考えを示した。そして感染の状況が地域ごとに異なるため、「一律の基準ではなく、地域ごとに様々な考えを示すことになると思う」と述べた。