東京五輪チケットの検討始まる 転売対策も
2020年東京オリンピック・パラリンピックのチケット販売に関する検討会議が始まった。注目のチケット価格は7月に決まる。
東京大会の観戦チケットについて、販売価格や種類などを検討する有識者会議が11日から始まった。チケットは一般的な発券式のものに加え、平昌大会から導入されたスマホなどにQRコードを表示する「モバイルチケット」など4種類を設ける方針。
一方で不正転売対策として、法律による規制やネット上での監視に加え、観戦できなくなった場合に公式サイトで定価で譲渡できる仕組みなどが検討されている。また、子ども向けや学校単位など「企画チケット」の展開も検討していくという。
チケットの種類や価格などは今年7月のIOC理事会で決まり、一般販売は来年春ごろに始まる予定。