将棋八大タイトルの一つ、「王位」戦の七番勝負第2局で藤井聡太七冠が2勝目をあげ、自身のタイトル防衛に向けリードを広げました。

第2局は13日から、神戸市の有馬温泉で行われました。藤井七冠は挑戦者に佐々木大地七段を迎え王位戦4連覇を目指していて、先週の第1局で先勝しています。

第2局では、藤井七冠が相手陣に打ち込んだ「角」をうまく使って優勢となり、14日午後5時9分、98手までで佐々木七段が投了。藤井七冠は2勝目をあげました。

藤井聡太七冠「これまでの2局の内容を振り返って、第3局以降、がんばりたいと思います」

先に4勝するとタイトルを獲得する王位戦七番勝負、第3局は今月25日と26日に北海道小樽市で行われます。

また、藤井七冠は来月4日、八大タイトル制覇に向けて、残る「王座」への挑戦者決定戦に挑みます。