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野中広務元官房長官(92)が死去

2018年1月26日 18:24
野中広務元官房長官(92)が死去

内閣官房長官や自民党の幹事長などを歴任した野中広務氏が亡くなった。92歳だった。

野中氏は1925年生まれで、京都府副知事などを経て57歳の時に衆議院に初当選した。自民党と社会党、新党さきがけの連立政権で活躍し、村山内閣では自治大臣に就任。その後、小渕内閣の官房長官、森内閣で自民党幹事長などを歴任した。

小泉内閣が誕生してからは「抵抗勢力」として郵政民営化などを厳しく批判し、2003年に政界を引退した。

その後も講演活動などで活躍し、自らの戦争経験をもとに反戦や護憲を訴え続けていた。