県立美術館のシンボル「あおもり犬」をきれいにする年に一度の作業が行われました。

★青森放送 橋本莉奈キャスター
「年に一度の春の恒例行事あおもり犬の洗浄作業が行われています青空の下気持ちよさそうに水を浴びています」

弘前市出身の芸術家、奈良美智さんが2005年に制作し、県立美術館の屋外に展示されている高さ8.5メートルの「あおもり犬」。表面に付いた汚れを落とす作業が年に1度、4月の休館日に合わせて行われています。おととし11月に再塗装されたばかりのあおもり犬。ことしは傷が付かないよう手作業でスポンジで優しくこすり、ホースや洗浄機などを使って水洗いして汚れを丁寧に落としました。

★作業にあたった三上寿文さん
「心なしか笑顔になっているような気もしてこちらとしても大変やりがいのある清掃だと思いました」

★県立美術館　荒木泰久 総括主幹専門員
「あしたからあおもり犬を間近に見て触ることもできますので多くの方々に県立美術館にお越し頂いてあおもり犬と一緒に遊んで頂ければと思います」

きれいな白い姿を取り戻した「あおもり犬」。このあとえさ皿に花などが飾られお客さんを迎える準備を整えます。冬の期間閉鎖されていた連絡通路はあす開通し、あおもり犬を間近で見られるということです。