女優の川島なお美（５３）が１０日、都内で開催された「チャリティ　ファー（毛皮）コレクション」に出席し、１月に肝内胆管がんの手術を受けて以来初めてメディアの前で笑顔を見せた。

　昨年夏、人間ドックで小さな腫瘍が見つかり、今年１月に入院。肝臓で作られたたん汁を十二指腸まで送り出す通り道の胆管の、肝臓内の部分にできたがんを、１２時間に及ぶ手術で摘出したという。
　入院は２週間ほどで２月上旬に退院し、同月下旬には仕事復帰していた。

　フォトセッション時に報道陣から「体調はいかがですか？」と声をかけられると「めちゃくちゃ元気です！」とにっこり。
　夫でパティシエの鎧塚俊彦さんは「きょうは彼は別のお仕事で」と一緒に来場していないことを明かし、「全然、何も変わらないです。ゴルフにも行きましたし、きのうはバレエのおけいこに行きました」と万全であることをアピールした。

　大好きなワインは「ドクターストップとかではないんですけど、自分の意志でやめています。１年くらいやめてみて、またどうするか考えます」と断っていることを明かし、「ノンアルコールでおいしいものがあればいいんですけど。（体型は）少し痩せたかな」と笑顔で悩みも吐露した。

　病気を経験し心境も変化した。「無理して頑張らないようになりました」と明かし、「この通り、変わらず元気でやっておりますので。ご心配おかけしました」とファンに感謝した。