韓国大統領府「文大統領の訪日見送り、日韓協議の成果が2%足りなかった」

韓国大統領府「文大統領の訪日見送り、日韓協議の成果が2%足りなかった」

韓国大統領府の朴洙賢 国民疎通首席秘書官(画像提供:wowkorea)

青瓦台(韓国大統領府)のパク・スヒョン(朴洙賢)国民疎通首席秘書官はきのう(20日)、ムン・ジェイン(文在寅)大統領の “訪日見送り”について「日韓両国の協議の成果が全くなかったわけではなく、両国の利害関係に近づいた水準にまで至った」と語った。

パク首席は、この日に放送された韓国の “聯合ニュースTV”と“ニュースウォッチ”とのインタビューで「現在まで積み上げてきた土台の上に 実務調整を続けていけば、(日韓)両国の満足する結論に到達できるという希望がある」と語った。

パク首席は「文大統領が特に『実務会談を続けていけ』という意志を示し、菅義偉首相も これを評価し『建設的な日韓関係の回復のために努力していく』と語った」とし「日韓両国は選挙の局面に差し掛かっていることから、このためにも日韓関係回復の問題は より緊急なテーマであり 解決すべき政治的課題として、協議を柔軟にさせるのではないかという希望がある」と語った。

パク首席は、日韓間における協議の進展について「2%足りない状態だ」と表現した。つづけて「(合意に)近づいたのは事実であるが、国民に成果として発表するまでには至らなかった」とし「成果が(全く)なく 決裂あるいは破綻したわけではなく、友好的な雰囲気の中 両国が協議してきた」と説明した。

また「韓国は、過去において先進国から恩恵を受けてきた国から 堂々と肩を並べる位置へと上り詰めた」とし「大韓民国の国力を考えると、日本も協力的関係を築かなければ 発展するのが難しいことから、関係回復は必要だとみている。大韓民国と対話する必要性を感じているということだ」と語った。

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