きょう25日にリニューアルする日本テレビ系ニュース番組『news every.』(毎週月~金曜15:50~ ※一部地域除く)の会見がこのほど、東京・汐留の同局で行われ、月・火曜のキャスターを務める元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が意気込みなどを語った。

  • 斎藤佑樹氏

    斎藤佑樹氏

斎藤氏は「プロ野球選手を引退して約2年半が経ちますが、まさか自分がニュースキャスターになるなんてことは考えていませんでした。この2年半、多くの方たちとお会いする中で、出会った先で素敵なことが起きたり、自分が学べるたくさんのことがありまして、今回チャレンジをさせていただくことにしました」と紹介。

続けて、「自分がニュースを皆さんにお伝えするということが、どういうふうになるか、まだ想像できないんですけれども、分からないことや自分が疑問に感じたことは、正直に“分からないです”とお伝えしつつも、この場で自分が勉強して学んで、皆さんと一緒に成長していけたらいいなと思います。不安ももちろんあるんですけども、精いっぱい与えられた仕事を務めますので、これからどうぞよろしくお願いします」と挨拶した。

斎藤氏は、「赤字で閉店間際からV字復活した家族経営の料理店」や「一度は閉業したが、大逆転で復活した老舗企業」など、大逆転を果たした家族を取材する企画を担当。「僕自身もプロ野球選手時代に、なかなか結果が出なかったりして、その中でも上を向いて前を向いて進むということがたくさんありました。そこで、共感できることがあったり、僕だからこそお伝えできることがあるのかなと思います」と語る。

そんな斎藤氏に、会見の司会を担当した元アナウンサーの藤井恒久氏は「すごくいい声ですね」と絶賛。ニュースキャスター初挑戦にあたって、日テレアナウンサーOGで、日テレ学院長の豊田順子氏からアナウンスの特訓を受けており、「たくさん教えていただきまして、声だけは出すようにと言われておりますので」と明かすと、藤井氏は「なるほど、特訓を受けましたか…。お察しします」と思いやった。

斎藤氏と、水・木曜のキャスターを務める桐谷美玲に、メインキャスターとなる鈴江奈々アナは「私たちとは全く違う領域で活躍されてきたので、そういう意味では違った視点でニュースを見る力があると思っています。なので、多面的な目で取材して、皆さんの声を聞いて、より“ミンナが生きやすく”というコンセプトに近づいていけるような番組を作っていけたらと思います」と期待を述べた。

  • (左から)桐谷美玲、森圭介アナ、鈴江奈々アナ、斎藤佑樹氏

    (左から)桐谷美玲、森圭介アナ、鈴江奈々アナ、斎藤佑樹氏

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