元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が9日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也公式チャンネル】』に出演。動画「歴代最優秀4番打者&1番嫌いだった打線は?【フルタの方程式AWARDS】」内で、90年代に活躍した“ある4番打者”を絶賛した。

古田敦也氏

同チャンネルでは今回、日本プロ野球史の“歴代最優秀4番打者”を選出する企画を実施。そのなかで、谷繁元信氏が「98年、99年のローズはえげつなかったです」と言い、名前を挙げたのが、横浜ベイスターズに在籍したロバート・ローズ氏だった。

90年代、横浜の“マシンガン打線”の中心選手として活躍したローズ氏。NPB在籍8年で打率.325、1275安打、167本塁打、808打点という輝かしい成績を残し、特に日本一に輝いた98年は打率.325、19本塁打、96打点。首位打者、打点王、最多安打、ベストナインを獲得した99年は打率.369 37本塁打、153打点という圧倒的な成績を残した。

谷繁氏のチョイスに「あの時のマシンガン打線のローズすごかったもん」と大きくうなずいた古田氏。「振り遅れてもライトフェン直とか。重くて長いバットを使って」「あんまり引っ張らないのよね。ほんでちょっと振り遅れ気味でも右中間やし、重いバットで飛ぶの」と興奮しながら振り返った。

また、古田氏が「見た目そんなにゴツくないのに」と不思議がると、谷繁氏は「めちゃめちゃウェイト(トレーニング)やってました」「帰ってくる度に身体が一回りデカくなってくるんですよ。ベンチプレスなんか110キロぐらいでセット組んでくれましたから」と補足していた。