オリコンは9月1日、「スマホ決済サービス」満足度調査の結果を発表。調査は5月18日～25日、18〜84歳のスマホ決済サービス利用者5,164名を対象に、調査対象企業14社について「登録のしやすさ」「利用のしやすさ」「アプリの使いやすさ」「キャンペーン・ポイント」「サポート体制」「セキュリティ」の6項目で採点してもらい、その結果を集計したもの。
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オリコン顧客満足度調査「スマホ決済サービス」総合ランキング
スマホ決済サービスの満足度を調査した結果、「PayPay」(満足度総合得点73.9点)が総合1位の座を獲得。ユーザーからは、「エアコンを買った時に付与率100%が当たった」「とにかく加盟店が多い」「キャンペーンなどの還元率が高く、お得に買えるのが良かった」といった声が寄せられ、「ポイント・キャンペーン」の評価で1位に。とくに若い世代からの評価が高く、10〜20代の得点は79.8点と同ランキングにおいて最高得点となった。
続く2位は、「登録のしやすさ」でトップとなった「楽天ペイ」(同73.3点)がランクイン。3位には、「利用のしやすさ」で1位となった「モバイルSuica」(同73.2点)が僅差でランクインした。
以下、4位「d払い」、5位「楽天Edy」、6位「ファミペイ」、7位「nanacoモバイル」、8位「au PAY」、9位「メルペイ」、10位「LINE Pay」となった。
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マイナポイント取得申込のために利用したキャッシュレス決済サービス
次に、申請が2021年4月末まで延長されていた「マイナポイント事業キャンペーン」の申請状況について聴取した。マイナポイント取得申込のために利用したキャッシュレス決済サービスを教えてもらったところ、「楽天カード」(7.6%)、「PayPay」(7.4%)、「d払い」(6.4%)が上位に。マイナポイントを「申請していない」人は39.5%だった。
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子どものお小遣いの渡し方
続いて、調査対象者のうち、小・中・高の子を持つ親1,493名に対し、「子どものお小遣いの渡し方」について聞いたところ、いずれも半数以上が「現金」と回答。一方で「現金とキャッシュレスを併用」の割合は、「小学生」で6.2%、「中学生」で7.3%、「高校生」では13.9%と徐々に増加傾向となっていることが明らかに。
また、お小遣いを「キャッシュレス(ICカード・スマホ決済サービス)」あるいは「現金とキャッシュレスを併用」で渡している人に対し、「キャッシュレスでお小遣いを渡し始めた時期」を聞くと、「2020年以前」は15%だったのに対し、「2020年以降」は70%という結果に。コロナ禍において、親の判断のもと、お小遣いでもキャッシュレスが少しずつ増えていることが伺えた。
