河野太郎デジタル大臣
河野太郎デジタル大臣が、22日の都内で、映画『1.4BILLION』の舞台あいさつに立ち、参議院議員の浅尾慶一郎氏と共にトークセッションに臨んだ。

本作は、一昨年・2022年の参議院選に出馬した元「みんなの党」最後の党首・浅尾氏が野党から一転、自民党からの出馬を果たした選挙戦における約100日の密着取材から、その出馬を支えた男たちの友情、政権を超えた絆を捉えたドキュメンタリー作品。2014年のこと、「みんなの党」の解散時の政党金14億円を国に返金した真相や、かつて安倍元総理と北朝鮮への経済制裁を行った際の若き議員時代のエピソードなども綴られている。

トークセッションが始まっていくと、浅尾氏を「慶ちゃん」と呼ぶ、河野大臣。お互い、歌を教える立場であると主張し、譲らないやり取りで和ませた。

河野大臣は、もう30年近く、浅尾氏の政治活動を見てきたといい「浅尾慶一郎という人は、主義主張が異なるとスグに離党しちゃう人だし、14億円が目の前にあっても返しちゃう人です。そういったポストや金に興味を示さない人だと思います。じゃあ、何のために政治家をやっているかというと、それは政策なんです。こうあるべきだという政策を実現したくて、これまで、1996年から政治活動をしているわけです。せっかく自民党に入ってきてくれたので、これから思う存分、浅尾慶一郎の政策を、一つひとつ実現していくため、そこは遠慮なく主張してもらいたいなと思います」と大きな期待を寄せていた。

その思いを聞いた浅尾氏は「政策の先には、どういう社会をつくるかにかかってきます。その社会について、僕が常々言っているのは、誰にでも何度でもチャンスがある社会を目指していることです。何があっても前向きに考えながら突き進み、この思いはずっと変わっていません」と強く語っていた。

映画『1.4BILLION』は、東京・池袋のシネマ・ロサ、神奈川・シネマ ジャック&ベティ、あつぎのえいがかんkikiなどで公開中。


▼ (左から)河野太郎氏、浅尾慶一郎






▼ 映画『1.4BILLION』予告映像


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