政井マヤ
フリーアナウンサーの政井マヤが、19日の都内で、環境省が開いたイベント「『福島、その先の環境へ。』対話フォーラム」に発表者の一人として登壇した。

環境省は、福島県の課題・除去土壌への理解醸成のため、一昨年の2021年からイベントを開いており、これまで計8回のフォーラムを全国各地を周り、対話の機会を設けている。





政井は、1回目のイベントから継続参加してきた一人。「私はどうしてもバランスを取るほうに回ってしまって、両方の意見に耳を傾けてきました」といい、次のように話し始めた。「自分で調べている途中、反対立場の意見に辿りついたときに、私はまだ、納得してもらうデータで返すところまで至っていません。例えば、除去土壌と調べたとき、もしくは、汚染土で調べたときなど、出てくる答えが全く違ってきます。このことは、私たちの情報リテラシーに関わってくることです。アルゴリズムの中で、興味を持っていることに関しては、どんどん深まっていくという側面があると聞いたりします。なので、あえて反対の意見を、自分から取りに行くこと。そうすることで、会話が噛み合っていく、議論のポイントが洗練されていくことになればイイなと思っております」とコメントを挟んだ。

加えて「今日のフォーラムが、一連の流れの区切りになると伺いました。今後は、どんな風に議決していくか、着地点というのをみんなで探っていく段階に入ります。私もそれまでにもっと学んで、自分の考えを持っていきたいなと思っています」と告げていた。

なお、今回の対話セッションには、政井のほか、西村明宏環境大臣、北海道大学の佐藤努教授、長崎大学の高村昇教授、東京大学の開沼博准教授、フリーアナウンサーの中野美奈子らが参加していた。


▼ 前回(第8回/令和5年3月18日)のアーカイブ映像)


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