「SNSの総フォロワー数は10万人。体は小さいけど、行動力とやる気は人一倍です! 持ち前の明るさで、広島のスポーツを盛り上げます」と宣言した中国・山陰1位の八幡アナ

 女子アナといえば、キー局所属で全国放送に登場する水卜麻美アナ(日本テレビ)や和久田麻由子アナ(NHK)、弘中綾香アナ(テレビ朝日)などの面々や、CMや女優業などでも活躍する田中みな実や高島彩などのフリーアナを思い浮かべる人がほとんどだろう。

 しかし、「キー局のアナウンサーが飽和している今こそ、地方局の女子アナが注目されるべきです」と熱く語るのは、ある大手広告代理店関係者だ。そんな彼が注目してやまないのが、今春に代理店がおこなった「全国ブロック別女性アナウンサー人気ランキング」のアンケート。本誌は総勢750人もの地方局の女子アナの名前が記された資料を極秘入手した。

 地元で “ガチ” で愛されている女子アナのベスト5をブロック別に紹介する。今回は「西日本編」。「東日本編」は別記事にてお読みください。

2位の南雲アナに「東大ってだけで注目するのに、アイドル並みに可愛い。推しちゃうよね」(視聴者)の声

 東海ブロックで異彩を放つのが東京出身で東大卒の才媛、名古屋テレビの南雲穂波アナ。

「ミス東大の準ミスで、大学院在籍時には芸能事務所に所属してタレント活動も。当時からアナウンサー志望で、気象予報士試験も一発合格。キャラの濃さはピカイチです」(広告代理店関係者)。

1位の八幡アナに対して視聴者からは「YouTubeの『やはたちゃんねる』をずっと見てる。図抜けた可愛さだと思う」

 中国・山陰ブロックの1位は、広島ホームテレビの八幡美咲アナ。

「『学生時代、タイ国際航空のアンバサダーをやっていて南方系の顔立ちだからか、タイの方に凄くモテるんです』と笑いを取るなど、いまや局にも広島にも馴染んでます」(編成部D)。

 八幡アナはこのアンケートの合計ポイント数で断トツの全国1位になった。「圧倒的にかわいいルックスで男性人気はもちろん、女性からの支持が多いのも特徴です」と、広告代理店関係者も熱視線を注いでいる。

接戦の斎藤真美アナとヒロド歩美アナの以外にも上位4人が朝日放送で占めている

 近畿・関西ブロックの1位は、朝日放送の斎藤真美アナ。「TBSにも内定してたのに入社してくれた生粋の関西ラバーです」(局関係者)。

 一方、「カンテレでは珍しく地元出身者ではないのに、親しみやすくて高い人気を誇る」と、広告代理店関係者が一目置くのは5位の谷元星奈アナ。

 局内でも「生真面目で相当な秀才なのに、そんな素振りを微塵も見せない」と評価が高い。

1位の河野アナには「産休中もずっとインスタグラムを見てました。復帰してくれて嬉しい」と視聴者から

 四国ブロックの1位は、あいテレビの河野未来(こうの・みく)アナ。

「いまや愛媛というか、四国を代表するアナウンサー。産休に入って、フリーになったり、このまま辞めちゃうんじゃないかとひやひやしましたが…この3月に職場復帰してくれました」(局関係者)と、局内は大喜び。得票数は全国でも4位と、人気は非常に高い。

 2位は南海放送の青木美奈実アナ。3月に『ヒルナンデス!』に出演した際には、局に問い合わせが殺到した。広告代理店関係者も「正統派美人のルックスで、これからさらに人気が出るでしょうね」と絶賛。

福岡勢が上位を独占した九州ブロック

 九州・沖縄ブロックでは、テレビ西日本の高木晴菜アナがトップ。

「局のYouTubeチャンネルで、高木アナの『踊ってみた』動画は、なんと126万再生。局内でも『ラスボス』と呼ばれるほど存在感がある(笑)」(局関係者)。

 九州では福岡勢が上位を独占するが、そこに食い込むのが熊本放送の糸永有希アナ。

同局のスタッフは「親の出身地の熊本に来て早10年になるとばい。このまま肥後もっこすになってほしけんな」と、熊本弁で熱い思いを語ってくれた。

 今回のアンケート結果を、広告代理店関係者が総括する。

「今まで地方局ではニュース以外は“番販”といって、キー局制作のドラマやバラエティ番組を流すのが通例でした。ところが最近はコロナの影響で視聴者の在宅時間が増え、より地域に密着した話題を提供する番組が重宝されています。

 そこで地方局のアナウンサーが脚光を浴びているわけです。注目株は東京出身の“落下傘”アナ。就活時に在京キー局とは縁がなかったものの、実力もルックスも備えた“原石”がこれほど各地域にいるというのは、まさにブルーオーシャンです」