女優ソン・ユリがシングルマザーに3000万ウォンと化粧品を寄付、コロナ時代に広がる助け合いの精神

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女優のソン・ユリが、シングルマザー向けの生活施設に後援金と化粧品を寄付し、新年も分かち合い活動を続けている。

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これまで国内外の様々な分野で社会貢献活動を続けてきたソン・ユリは、シングルマザー向けの生活施設である「エランウォン」に、後援金3000万ウォン(約300万円)と化粧品を寄付した。

彼女は人の目が届きにくい独居老人をはじめ、海外の子供に向けた保健医療支援、そして韓国内に住む低所得層の青少年を助けるための慈善イベント「ハヌルプロジェクト」など、多方面でボランティア活動を行っており、寄付文化のパイオニアとして活動してきた。

今回、ソン・ユリが寄付した後援金は「エランウォン」に滞在しているシングルマザーをはじめ、ホームレス、障害者の女性など、危機的状況に置かれた人向けの医療費や、新生児の予防接種、治療費などに使われる予定だ。

また、自身が直接購入して寄付した化粧品は、シングルマザーを支援している地域の施設に届け、大切な生命を守ろうと決心した人々と子どもたちへの、大きな力と慰めになっている。

ソン・ユリ

ソン・ユリの今回の行動は、シングルマザーたちが実質的に必要としているものが何なのかについて深く考え、多くの人々との議論の末に実現したため、より意味深いものとなっている。

彼女はシングルマザーや、新生児の生活改善に関心を持って積極的にPRし、多くの人々の手本となっている。また、分かち合いの価値についてともに考え、率先して行動することで国民に感動を与えている。

ソン・ユリは過去10年間、低所得層の子どもや、難治性疾患の児童、発達障害のある青少年など、様々な背景を持つ子供たちに関心を持ち、寄付などの形で愛を分かち合ってきた。

◇ソン・ユリ プロフィール

1981年3月3日生まれ。ドイツ・テュービンゲン出身。1998年にアイドルグループFin.K.L(ピンクル)のメンバーとして芸能界デビューし、“歌謡界の妖精”と称され、大人気を博す。そして2002年のドラマ『バッドガールズ』で女優デビューを果たす。その後もドラマ『ある素敵な日』(2006)、映画『チャ刑事』(2012)などで女優として活動する一方、低所得者層や困難な生活を送る青少年などに向けたボランティア活動を精力的に行っている。