岡本信彦さん、どうしてそんなに肉が好きなの? 生きがいと断言する「焼肉」への愛

きょうは2月9日、「肉(にく)の日」。ジュージューと焼かれた香ばしい匂い、口に入れるとじゅわっと溢れる肉汁、噛むごとに広がるうま味……。想像するだけでよだれが出てきそうなおいしい「お肉」たち、きっと大好きな方も多いのでは。

『僕のヒーローアカデミア』爆豪勝己役をはじめ、数々のキャラクターを演じている人気声優・岡本信彦さんも、そんな「お肉」に魅せられたひとり。とくに「夢はお店を経営すること」と語るほど愛してやまないのが「焼肉」だ。評判のお店を聞きつけては、日夜食べ歩いているのだとか。

岡本さんが大好きな「焼肉」の話を実際に食べながらたっぷりと聞きたい!ということで、普段から岡本さんが通っているお店で待ち合わせすることに。

はたしてどんな話が聞けるのか? 予測のつかない焼肉取材が幕を開ける――。

撮影/新妻和久 取材・文/大曲智子
スタイリング/浅井直樹(Vigroo) ヘアメイク/高橋亜友美

今回訪れたお店

生粋(なまいき)

住所/東京都千代田区外神田6-14-7 2F
電話/03-5817-8929
営業時間/17:00〜24:00(L.O.23:00)※予約受付時間は15:00〜

おいしいものを食べるときはノンアルコールが基本

岡本さんと待ち合わせたのは東京・末広町駅から歩いてほど近くにある「生粋」。プライベートで何度も来ているそうだが、なかなか予約が取れない人気店として食通のあいだでは有名だとか。

「おいしいものを食べるときはいつもルンルン気分」だそうで、この日も上機嫌。挨拶もそこそこにさっそくお店に入ることにした。
こちらのお店にはよくいらっしゃるんですか?
初めて行ったのは杉田智和さんの肉会ですね。杉田さんは大のお肉好きなので、せっかくなら予約の取りづらい良いお店を、ということで連れてきてくださったのが「生粋」さんです。

それ以来、何度も行くようになりましたね。両親も連れてきましたし、友達の誕生日会などでも使いました。
どんなお店なのでしょう?
「生粋」は東京・表参道にある「よろにく」という有名店の流れをくむ焼肉店なんですが、こちらの仲間のお店はどこも全部おいしいです。

お店の雰囲気も上品で、一緒に行った人たちからすごく喜ばれるんですよ。僕は「生粋」さんと赤坂の「みすじ」さんをよく利用させていただいています。いつも注文するのはコースですね。
お店の雰囲気も重要なポイントなんですね。
ロースター(焼き台)のタイプが違うんですよね。カジュアルなお店でよく見かけるのはテーブルの上にダクトがあって、煙を吸い上げるタイプ。もうひとつ、下から吸い込むタイプのロースターもあって、こちらは煙が出にくいので「生粋」のような高級店で使われていることが多いです。

前者のようなタイプが置いてあるにぎやかなお店も好きだけど、上から吸い上げるロースターはどうしても服や荷物が煙や油でベタベタしちゃうし、煙を吸う音が大きくて会話が聞き取りづらいかも。無煙ロースターの魅力を知ってからはこっちのほうを利用することが多くなりました。
焼肉のお供はやっぱりビール?
僕はお酒に弱いので、酔うと味がわからなくなっちゃうんです(笑)。せっかくおいしいものを食べに来ているのに、それはもったいないなって。だから基本的にはお酒は飲まないです。誰かが誕生日のときみたいに、みんなが飲む場合は1杯だけ飲もうかなっていうくらい。

もし何か飲むならマッコリとか、ラムコークをめちゃくちゃ薄めてもらいます(笑)。きょうはペリエでお願いします!
▲コース1品目は前菜から。それではいただきます!

子どもの頃から焼肉はがんばったときの「ご褒美」

岡本さんは子どもの頃からお肉が好きだったんでしょうか。
物心ついた頃から好きでしたね! たとえば中学時代にバドミントンの大会で優勝したときとか、高校に合格したときとか、親からご褒美に「何が食べたい?」と聞かれると決まって「焼肉!」って答えてました。

あと、父がおいしいものを食べるのが好きで、子どもの頃にときどき、ホテルのブッフェやミシュランガイドに載るような星付きのレストランに連れて行ってもらったことも。もちろん子どもなので、何がおいしいのかさっぱりわからなかったんですけど(笑)。
▲写真は番号順に【1】キムチ3種とナムル3種、【2】赤身(トウガラシ)のお刺身、【3】サラダ、【4】ユッケのブルスケッタ。(写真は2人前)
とはいえ、子どもの頃からおいしいものを食べることに関心があったんですね。
たしかに焼肉はずっと好きだったんですが、今みたいにおいしいお店を探すようになったのは声優になってからです。『オカモトラベル』という旅番組などでお世話になっているプロデューサーさんが食通で、ある日連れて行っていただいた焼肉屋さんで感動したことがきっかけでした。

阿佐ヶ谷にある有名な焼肉店なんですけど、「世の中にこんなにおいしいお店があるんだ」と思ったくらい衝撃を受けて、僕の中のグルメ熱に火が点きました。いろいろな焼肉屋に行ってみようとネットで人気店を調べては、順々に行き始めたという感じです。
どのくらいの頻度で焼肉を食べるんですか?
だいたい週に3〜4回くらいのペースでお肉を食べてると思います。ほとんどは焼肉なんですけど、ステーキとか、違うお肉料理を食べることもありますね。
好きなお店に行ける日というのは、どんなテンションですか?
やっぱり朝から仕事がはかどります(笑)。どんなに疲れてても「夜はお肉があるんだ!」って思うとがんばれる気がします。

収録でおなかが鳴らない程度に、ゼリー飲料や魚肉ソーセージで空腹をしのぎながら夜を心待ちにしてます(笑)。だからお店に向かうときはもうルンルンですね。もうおなかペコペコですから!
▲前菜を食べながら、お肉が出てくる瞬間をワクワクしながら待つ。

ジャンルやエリアで担当も。声優たちの「肉」をめぐる交流

赤身のお刺身が来ましたね。どうぞ召し上がってください!
うわあ、お肉の色がキレイでおいしそう! あと、こうして見ると、盛り付けるお皿も重要なんだなって思いますね。いくらおいしくても、紙のお皿だと見栄えが全然違うじゃないですか。

ちなみに器に興味を持っているのは木村良平さん。一緒にご飯に行くと「この器かわいい!」ってよく言っていて、僕も真似して言っていたんですけど、最近になってようやく器の大切さがわかるようになってきました。
木村さんのお名前が挙がりましたが、岡本さんがよく一緒に焼肉を食べに行く声優さんは?
肉好きが集まる「肉会」みたいなコミュニティがあるんですよ。それぞれ得意なジャンルがあって、たとえば良平さんなら、焼肉に限らずオールマイティにいろいろなジャンルに詳しい。僕があまり知らないフレンチやイタリアンのお店もたくさん知ってます。

また、安元洋貴さんも焼肉がお好きなんですけど、神田などの高架下にある立ち食いスタイルのお店みたいな、お酒が好きな人が集まるタイプの焼肉店にも強いです。僕は阿佐ヶ谷方面が得意なので、仲間同士が持ち回りで予約することが多いです。
それぞれ得意エリアがあることに衝撃です(笑)。
「一見さんお断り」なところもあるくらい、予約を取るのが難しいお店もあるんですよ。僕が体験したケースだと、ツテがないけどどうしても行きたいお店があって、3回直談判しに行ったんですけどやっぱりダメでした(笑)。今一番贔屓にさせてもらっている焼肉屋さんも、何度も通うことで関係を築くことができました。

そんな感じでみんなそれぞれ好きなジャンルを開拓していて、「このお店の予約取れたから行きませんか?」と誘ったり誘われたりしていますね。
▲ユッケのブルスケッタはロースターで焼いたバゲットにユッケを乗せていただきます。岡本さんが大好きなメニューのひとつ。

声優たちがお肉好きなのは「喉にいい」から?

素朴な疑問ですが、声優さんってどうしてそんなにお肉が好きなんですか?
本当かどうかわからないんですけど、お肉は喉にすごくいいと言われているんですよ。赤身の肉はとくにいいみたい。声の調子がちょっと悪いときにお肉をいっぱい食べると、タンパク質で痛めた喉を修復できるらしいんです。

だから元気が出ないときや叫びすぎたときは、肉を食べたほうがいいって言われます。養成所で声優を目指している子たちも、ちょっと元気が出ないな、うまく叫べないなって子がいたら、ぜひお肉を食べてほしいですね。僕も肉が好きで良かったなと思います!
▲「ん〜!」と目をつぶって幸せを噛み締める。食事中はずっとこんな感じでした。
お店の情報収集はネットが中心ですか?
今は人から教えてもらうほうが多いですね。さっきのグルメなプロデューサーさんや声優仲間、漫画家さんから教えていただくこともあります。

グルメ情報サイトでは評価が低かったけど、じつはすごくおいしいみたいなお店もあるから、ネットの評価はあんまり信用しすぎないようにしてます。それに僕は子ども舌だから、確かめるために実際に食べに行っても、「この味を理解するにはまだ年齢が足りないな」って思うこともありますし(苦笑)。
子ども舌というと?
味覚の好みが幼いっていうか、お肉だったら硬いのが苦手で(笑)。このあいだ『明治東亰恋伽』のラジオ企画で、100グラム400円と、100グラム1000円のローストビーフを食べ比べたんですけど、僕には安いほうがおいしかったという。

高いほうは分厚く噛み応えがあって、安いほうは柔らかくて噛み切れるタイプだったんですけど……。やっぱり口の中でとろけるぐらい柔らかいお肉が好きなんです!

焼き方で揉めることも? 声優たちの焼肉マイルール

コースはいよいよ焼肉メニューに突入。「生粋」はスタッフが完璧な焼き加減で焼いてくれることもあり、その模様を岡本さんは興味津々な目でじーっと見守る。焼肉が好きすぎて、気になることがたくさんあるようだ。そこまでお肉が大好きなら、食べ方、焼き方にもこだわりがあるのでは? 焼肉マイルールを聞いてみた。
焼肉を食べるときのマイルールはありますか?
白ごはんは必ず食べます! 最初からお肉と一緒にごはんも注文して、一緒に食べるのが好き。

最初はタンからスタートすることが多いんですけど、先にタンが出てきて、ごはんがなかなか来ないっていうことがけっこうあって、そのたびに店員さんに「すみません…」とお願いしてます(笑)。僕、タンもごはんと一緒に食べたい派なんです。

ただ、「生粋」さんみたいにコースで食べるときは、そのお店が考えるベストなタイミングにごはん系の料理が出てくるので、その通りにいただきますね。
▲写真は番号順に、【5】ハツ・赤身(ツチノコ)・タン昆布、【6】赤身(シンシン)、【7】和牛炙り握り、【8】フィレ シルクロース。赤身の後にお吸い物が出てきて、口と胃をさっぱりとリセットする流れ。(写真は2人前)
では、お肉の焼き方でマイルールは?
ごはんが冷めないうちに食べたいから、いろんな種類のお肉を一気に頼んで一気に焼くんですけど……このやり方をすると良平さんが怒ります(笑)。「もっとゆっくり食べたい、味わって食べたい!」って。「ごめんなさ〜い」と言いながら焼き続けちゃうんですけど(笑)。
みなさんそれぞれこだわりがあるんですね。
そうですね。食へのこだわりは良平さんのほうが多いと思いますよ。焼肉でも「網は、塩とタレで半々に使って」と言われますね。味が混ざらないように、塩は塩のところで焼いて、タレはタレのところで焼きたいって。
▲「お肉はどうやって仕入れるんですか?」と店長さんを質問攻めに。
おひとりで焼肉を食べに行くこともあるんですか?
僕はけっこう行きますよ! チェーン店さんやひとり焼肉専門店さんとかにもよく行きます。ひとりで黙々と食べて、終わったらササッと出ていく感じですね。
なるほど。では、いつも焼肉で注文するメニューは?
最初はタン。ユッケがあるなら一緒に。あとはロース、ハラミ、カルビ。最後のほうでフィレを頼みます。ロースやカルビはお客さんの注文が一番多いメニューだから、お店の実力がわかりやすいんです。どういうお肉を出すのかな?とチェックする感覚で頼んじゃいますね。

食べることは「生きがい」。いつか挑みたい焼肉屋経営

これまでに訪れたお店は、全部メモなどをしているんですか?
お店情報もそうなんですけど、食べたメニューで「これはおいしかった!」と思ったら、必ず産地や部位などをスマホにメモしてます。覚えられないときは写真を撮ったりすることも。良平さんはアプリを使って記録してますが、僕は写真で残すタイプですね。
おいしかった記憶を覚えておきたいから?
結局、食べるのが楽しいからでしょうね。生きがいなんだと思います(笑)。食べることに重きを置いているから、記録しておきたいのかな。
探求心がスゴいですね。
学生の頃、ファーストフード店でアルバイトをしていたことがあるんですけど、今は焼肉屋さんで働けば良かったなって思うくらい。だってお店のまかないがおいしそうじゃないですか。そのうえバイト代までもらえるなんて……幸せすぎます。
そこまで好きなら焼肉屋さんを経営するのはどうでしょう?
ちょっと考えたことはあるんですよ。自分が行きたいような理想的な焼肉屋を作るのって最高だなって。じつは今でも「失敗してもいいから、まずは5年間つぶれないように目標を持ってやってみよう」とか考えちゃいます。焼肉屋を経営されている芸能人の方っていらっしゃるけど、声優ではまだいないのでやってみたいなあって。

でも、お肉の仕入れルートとか、調べれば調べるほど難しくて……。改めて焼肉屋さんってスゴいなあって思います。
肉好きであることで、いろいろとお仕事につながることもありそうですね。
年上の方々とのコミニュケーションツールとして、焼肉の知識はとても役に立っていますよ。

長年この業界を走っている先輩声優の方々から、おいしいお店を教えていただいたり。「今度連れてってください!」ってお願いすることもあります(笑)。

杉田智和や内田雄馬も。気になる声優たちの焼肉の輪

声優同士で焼肉屋に来ると、やっぱりお仕事の話題が中心ですか?
ほとんどしていないかも。「あそこがおいしかったよ」という食の情報交換が多いです。あとは「お金の運用どうしてる?」とか「将来どう考えてる?」みたいな、人生の話をしがちです(笑)。

芝居の話をするならカジュアルな居酒屋ですることのほうが多いと思います。みんな熱くなって「お前の芝居は〜」なんて討論になることもあるけど、今回みたいなお店はおいしいものを食べることに集中したいです(笑)。
▲和牛の炙り握りは、肉の表面をほんのりと炙ってとろける食感に香ばしさをプラス。「とろけるなあ」「おいしいなあ」と連呼してました。
みなさんで食べに行くと誰がお支払いするんですか?
僕もだいぶ年齢も重ねてきたので、割り勘だけじゃなくて、後輩の分を払うことが増えてきましたね。

ちなみに「生粋」さんに杉田さんと来たときは、杉田さんが全部払ってくださいました。杉田さんは今でも一緒に食事に行くと、必ずごちそうしてくれます。兄貴肌で面倒見の良い先輩なんですよ。
▲「生粋」の看板メニュー、シルクロース。薄くスライスした極上のお肉をサッと焼き、ひと口サイズのごはんを巻いて食べるスタイル。
では、後輩の声優さんで「焼肉」愛のある有望株の方といえば?
よく誘うのは内田雄馬くん。肉が大好きだし、一緒に行くといっぱい食べてくれるので見てて嬉しくなります。

前に6人くらいで代々木にあるしゃぶしゃぶ屋さんに行ったとき、みんなでお肉を10キログラムも食べたんですけど、大半は雄馬くんが食べてました(笑)。一緒に『スタミュ』をやってたときも、収録が早く終わると昼から焼肉に行って、その足で次の現場に向かっていましたね。
▲口に運んだあと、「あっ、今溶けました!」と報告してくれた。

一緒に食事するなら、いっぱい食べてくれる子が好き

コースもついにメインディッシュが登場し、焼肉取材も終盤へ。どんな質問にも自然体で答えてくれる岡本さんのおかげで和気あいあいと進んでいく。岡本さんが仲間と焼肉を食べるときも、きっとこんなふうに楽しい時間なのだろう。そんな想像をしながら次の話題へ。一緒に焼肉を食べるならどんなタイプの人がいい? 初めてのデートで焼肉ってあり? 「焼肉」を通じて岡本さんのデート観をリサーチ。
▲写真は番号順に、【9】だしミスジ、【10】ザブトンのすき焼き、【11】そうめん、【12】かき氷。(写真は2人前)
デートで焼肉って、岡本さんはどうですか?
ありじゃないですか? 最近は女の子のほうが焼肉好きなイメージがあります。
では、初回のデートで焼肉もありでしょうか?
えっ、逆になしなんですか? 煙がモクモクしてると服に匂いがついて嫌かもしれないけど、「生粋」さんみたいな無煙ロースターの店なら全然ありだと思います。

あと、焼肉デートの場合、肉は男が焼いたほうがいい気がしますね。女の子が焼いてくれると、長い髪や服がタレについちゃうんじゃないかと思うので。
▲さっと炙ったミスジ肉を大根おろし入りのだしでさっぱりといただく。とろけそうなお肉のやわらかさを伝えたくて無言の視線を送る。
優しいですね。もしも焼肉デートで相手の子がいっぱい食べたら幻滅しませんか?
全然。すごくいいと思いますよ。むしろ大歓迎です! 逆に「お腹いっぱいだからもういらない」って言われちゃうと、「こんなにおいしいのに……」ってちょっと悲しいかも。コース料理は終盤でメインが出てきますしね。だから一緒にご飯を食べるなら、いっぱい食べてくれるほうが嬉しいです。
デートで食事するときに、相手のどんな仕草に目が止まりますか?
お店のスタッフさんへの対応が丁寧な方は、素敵だと思います。僕もお店の方々をリスペクトしているので、ないがしろにしてほしくないなあと思うこともあって。女性だけじゃなくて男性もそうですよね。
▲お肉をタレ+生卵にくぐらせて食べるザブトンのすき焼き。つやつやのお肉を前に目がキラキラ。口の中でとろける様子をなんとか言葉にしようと一生懸命な岡本さん。

食べることは「生きがい」。岡本信彦が食にこだわる理由

いろいろとお話を伺っていて思ったのですが、ここまで頻繁においしいものを食べていると、食費が相当な額になりませんか?
そうですね(笑)。でもお金の使い道を考えたときに、人によっては洋服とか、いい部屋に住みたいとかいろいろあると思うんですけど、僕はそれが「食」と「旅」なんです。衣食住だったら、食にこだわりたい!(真剣)
ファッションにこだわりは?
僕、同世代の声優の中だと、ほとんど服を買わないほうなんですよ。たぶんみんなと比べたら、5分の1も買ってないと思います。ファッション自体にあまり興味がなくて、着られるなら何でもいいかなという感じ。

とはいえ、いつも同じ服だとファンの方々に気付かれちゃうので、シーズンごとに2着ぐらいは買うように心掛けています。できることなら毎日制服がいいです(笑)。
週に4日は焼肉を食べているとのことですが、残り3日間の食生活は?
料理がまったくできないので、けっこう手を抜いちゃってます。「あしたおいしいものを食べるから、きょうは野菜とグミで終わらせよう!」みたいな(笑)。お昼はコンビニで済ませちゃうことも多いし、駅前のおそば屋さんみたいなチェーンに行くこともよくありますよ。
▲デザートはふわふわな口どけ感が魅力のかき氷。味は京都小山園のほうじ茶・薩摩しろくま・コーヒーミルク・バジルレモンの4種類から選べる。岡本さんがいつも注文するのはほうじ茶。
▲かき氷を小皿によそいながら、「ジェンガみたい!」と笑顔をほころばせる。前菜からデザートまで、本日出てきた料理は残さず完食した。
食事を終えた今の感想はいかがですか?
とても幸せな時間でした! やっぱり「生粋」さんではシルクロースが一番の好物なんですが、ツチノコもすごくおいしかったです。

僕は「とろける赤身」が好きなんですけど、「とろける」と「赤身」って本当は矛盾してるはずなんですよね。でもこれは矛盾していなかった! フィレ以外でもとろける赤身ってあるんだなとビックリました。
岡本さんの焼肉へのリスペクトがひしひしと伝わってきました。
本当にありがとうございました。この後、収録でスタジオに向かうんですけど、仕事への活力になりました!

仕事で焼肉屋さんに来られるだけも嬉しいのに、「生粋」さんみたいな有名店で取材できるなんて滅多にできない体験だと思うので。お店の方々にもありがとうございますと感謝をお伝えしたいです。また近いうちにプライベートでお邪魔しますね!
岡本信彦(おかもと・のぶひこ)
1986年10月24日生まれ。東京都出身。B型。2006年に声優デビュー。翌年、『sola』(森宮依人)で初主演を果たす。主な出演作に『PERSONA-trinity soul-』(神郷 慎)、『青の祓魔師』シリーズ(奥村 燐)、『とある魔術の禁書目録』シリーズ(一方通行<アクセラレータ>)、『ハイキュー!!』シリーズ(西谷 夕)、『暗殺教室』(赤羽 業)、『僕のヒーローアカデミア』シリーズ(爆豪勝己)など。2012年よりKiramuneレーベルにて、アーティストとしても活動中。

サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、岡本信彦さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2019年2月9日(土)12:00〜2月15日(金)12:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/2月18日(月)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから2月18日(月)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき2月20日(水)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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