オリコン歴代シングル売上ランキングTOP10(オリコン発表データより作成)

 年内をもって解散することを発表したSMAPの代表曲「世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」(最高1位、2003年3月発売)がこの1週間で5万枚超を売り上げ、19日付オリコン週間シングルランキング(集計期間=9月5日〜11日)で3位にランクインした。

 先週9月12日付では、週間売上1万4000枚で12位にランクインしていた。

 同シングルのTOP3入りは、年明けに分裂・解散の危機が表面化した直後の集計週にあたる今年2月1日付以来となる。

 また、同シングルの週間売上5万枚超えは、2週合算集計週をのぞき、2003年5月5日付以来13年4カ月ぶりのこととなる。

 SMAPがCDデビュー25周年を迎えた9日には、2万7000枚を売り上げ、同日付デイリーシングルランキングで2位を記録している。

 同シングルは、国民的グループの解散を惜しむ声とともに、着々と売上を積み重ねている。

 現時点での累積売上枚数は、多くのファンたちが待ち望む「実売300万枚突破」に迫る284万6000枚を記録し、歴代シングル売上ランキングでは、CHAGE&ASKAの「SAY YES」(1991年7月発売、累積282万2000枚)を上回り、歴代6位に上昇した。

 同シングルにおいては、日本レコード協会が9日に、正味出荷枚数が300万枚を超えたことから、8月度のゴールドディスクとして「3ミリオン」に認定したことを発表している。