相川七瀬

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お笑いタレントの友近が扮(ふん)する、演歌歌手の水谷千重子。30日、都内で会見を開き、豪華ゲストとの競演が目玉となるリサイタルを、来年1月20日に実施すると発表した。

公演名は「水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭」。NHKホールを会場に、一夜限りの特別ステージを披露するという。

「千重子は、演歌歌手としてやらせてもらっているんですけど、今度の歌謡祭は、ジャンルを問わないようにしたいわ」と、しっとりとした口調で紹介した。

「歌謡曲の中でもポップス、そしてロックを採り入れたいと思っているんです。また、ちょっとお笑いの要素もね」と営業スマイルで微笑んだ。

会見場には、現段階で決定しているゲスト5組のうち、アーティストの相川七瀬と、俳優の松村雄基も出席した。

松村は「芝居の世界しか知らない僕に、日本の歌の心をお教え下さったのは、千重子先生のお蔭です」と感謝した。

そして、相川は「私、歌の世界に入ったキッカケは、千重子先生への憧れがあったからです」と冗談を飛ばし、会場を笑いに包んだ。

「こんな機会を頂けるなんて…、20年やってきて良かったと思います」と続け、さらに笑いを大きくしていた。

その言葉を受けて、水谷は「自然とそうやって影響を与えてたんだなって思うと、50年がんばってきて良かったと思うわ」と顔を見合い、喜んでいた。

ゲストの顔ぶれには、堀内孝雄、川中美幸、根本要from STARDUST REVUEらも決定。また、出演が決まり次第「千重子のブログ、公式サイトで告知があると思うわ」と伝えていた。



▼ 水谷千重子





▼ (左から)倉たけし、八公太郎、水谷千重子、松村雄基相川七瀬



■プロフィール / 水谷千重子(みずたに ちえこ)
幼少時に飛び入り出演した『歌まね生一本』でグランドチャンピオンとなり、番組の審査委員長でもあった二葉菖仁の目に留まり、芸能界入りを果たす。

少女時代の水谷千重子は、その抜群の歌唱力から「北陸のひばり」と呼ばれ、数々の大会を荒らす存在に。デビュー曲『万博ササニシキ』は大ヒットとなり、その後も『スコッチがお好きでしょ』『ミズチェルンバ』などで数々の音楽賞を受賞。『NHK紅白歌合戦』は毎年のオファーを辞退し不出場。近年では演歌とJ-POPの架け橋存在として幅広い活動を繰り広げている。