水野真紀
「水野さんは'18年に聖心女子大学現代教養学部教育学科に編入学しました。3年間の学生生活を経て、'21年3月に卒業。現在は週に1回のペースで、都内の幼稚園に保育参加しているんです」(スポーツ紙記者)
「クラス担任ではありませんが、子どもたちと園庭で遊んだり、園内の掃除をしたりと、積極的にお手伝いをされています。昨年秋に開催された運動会でも拝見しました。胸には『ごとうだゆき』という、すべてひらがなの名札をつけていて、子どもたちからは“ゆき先生”と呼ばれています。いつもにこやかにふるまっているから、親しみやすいみたいですね」(幼稚園に子どもを通わせる保護者)
自分のやりたいことも大事
「水野さんは勉強好きみたいです(笑)。'98年にはロンドンに3か月ほど短期留学したことがありました。'90年のNHK朝ドラ『凛凛と』で本格デビューし、'92年からはパナソニック電工のCMで、初代“きれいなおねえさん”を務めるなど、芸能活動は順調でしたが、自分のやりたいことも大事にしたかったようです」(前出・スポーツ紙記者)
「お菓子だけでなく料理や食全般についても知識が豊富。MBSのグルメ情報番組『水野真紀の魔法のレストラン』では、司会を務めています。今年の4月に21周年を迎える長寿番組ですよ」(テレビ誌ライター)
3歳児を担当した水野は
《満員電車に揺られての登校、昼休みは図書館で突っ伏して寝て、帰宅すれば家の仕事。30年振りの第二外国語、ほぼ40年振りに向き合うピアノ、そして覚えてもすぐに忘れるお年頃。週六日登校の時期もあり、なかなかハードな日々でした》
「仲のいい友人から、“子どもには教育しか残せない”と言われたことが、すごく心に残っていると話していましたね。表現者としての自分を顧みて、自分が受けた教育環境が大きく影響していることを感じ、教育が人を成長させる意義を深く考えるようになったそうです」(水野の知人)
「最初は自分を見つめ直すための勉強だったんですが、幼児教育に関連する講義を受けるうちに、自分も資格を取ろうと考えたそうです。誰かの役に立ちたいという思いが、だんだん強くなっていったんですね」(同・知人)
「水野さんは3歳児の担当をされていました。『やさいなんてだいっきらい』や『おおきなかぶ』など、よく紙芝居で読み聞かせをしてくださったと聞いています。最初は子どもたちの正直な反応に戸惑うこともあったようですが、一緒に過ごす時間が増えるにつれ、すくすくと成長する園児たちの吸収の早さに驚いていたみたいですよ」(前出・幼稚園に子どもを通わせる保護者)
水野真紀は女優をやめるのか
《園児さんと一緒のお弁当タイムではお弁当の中身を突っ込まれることがあるから油断出来ませんの》
《(エプロンの)結び目がないので背後から園児に襲われても(笑)着崩れることがありません》
─今後は、幼稚園の先生を活動の中心にされるのですか?
「…………」
「もちろん楽しいですよ!」
「今のところ、女優を引退して幼稚園教諭になるという予定はございません。教育実習でお世話になった園への恩返しや、自分にできることをしたいという気持ちで、お手伝いに伺っていると聞いています」
《結局、演じる役も含めて、「人間」に対しての興味が尽きないのでしょうね。教育の場を通じて出会った人や学びが自分に反映され、役や仕事等、なんらかの形で伝われば嬉しいです》