要潤 撮影/伊藤和幸
「今年はありがたいことに忙しくさせていただいて。特に『まんぷく』の反響は大きかったですね。大阪で撮っていたんですけど、“忠彦さん”ってたくさんの人に声をかけていただいたり。現場はアドリブが多くて、監督もカットをかけずに面白いものが出るまで待つみたいな(笑)。本当に楽しんで演じられた役でした」
気づけばドラマが終わっていました
「久々に古巣に戻ってきたという感覚です。当時はとにかくスケジュールがハードで、セリフが山のようにあったので、流れについていくだけで必死。自分が何かできたとか実感はなく、気づけばドラマが終わっていましたね(笑)。
ほかにも面白いことがないかな、と思いながら…
「小さいころからスポーツが好きで、陸上をずっとやっていくんだと決めていたんです。でも、挫折して高校3年のときに進路を決めろと言われたんですが、会社に入るとか考えてなかったし、18歳でまだ一生を決められないなって。それに東京に出たかったので、口実として俳優を目指そうと思いました」
「アギトのときはこれっきりで辞めようと思ってました。思うような演技ができず、監督にもビシバシ怒られ毎日ヘコんで。これは本当に向いていないんじゃないかって本気で思っていました。
「いや、俳優としてやっていく決意は、いまだにしてないんです(笑)。たまたま仕事が続いているだけだと思っているので。先は決まっていない仕事ですし、ほかにも面白いことがないかなと思いながら、日々生きています」
「最初は“うどん県副知事”ってすごい言われましたけど(笑)、最近はだいぶ浸透してきました。香川にいたころの学生時代は、学校に行って部活をしてうどん屋さんで食べて、さらに家でご飯を食べるという毎日。
“オトナ”になった瞬間は
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オトナの土ドラ『悪魔の弁護人御子柴礼司〜贖罪の奏鳴曲〜』フジテレビ系 土曜夜11時40分〜