ジブリに出てきそうなタケノコがあった――。そんなツイートが2019年4月24日に投稿され、話題になっている。
いったい、どういうことなのだろうか。まずは下の写真をご覧いただきたい。
こちらはツイッターユーザーの棚村彩加さん(@Keko_Art)のツイートだ。タケノコの皮をむいたら、赤いぶつぶつが。タケノコの独特の形状も相まって、まるで「風の谷のナウシカ」に登場する巨大生物「王蟲(オーム)」に見えてしまうというのだ。
作中に登場する王蟲は、複数の目を持ち、目は通常澄んだ青色をしている。しかし、怒ると目の色が赤色に変わるという設定で、作中でも怒れる王蟲が何度も登場してきた。
野菜や農業関係の情報を扱うウェブマガジン「rassic(ラシック)」記事によれば、この赤いぶつぶつの部分はタケノコの根っこで、ぶつぶつの色は鮮度を見る目安になるのだという。赤いぶつぶつが見られるのは掘り立ての証だそうだ。
棚村さんは実際に作品の映像を見ながら、タケノコ王蟲で作中場面を忠実再現。タケノコの根が見事にマッチし、異様なリアリティを醸し出している。
このツイートにはこんな反響も。
作品のワンシーンを思い出しながら、印象的なあのBGMが脳内再生されている人も多いようだ。また、投稿者の棚村さんは「いじめると襲われるから気をつけて」とのリプライに、
と返信。どうやらタケノコ王蟲たちは美味しく食べられたらしい。