2022年の期待作とされるMBC「明日」がキム・ヒソンのスチールカットを初公開した。

今年3月に韓国で放送がスタートするMBCの新金土ドラマ「明日」は、死の象徴だった“死神”が、逆に死にたい人々を救う“あの世ファンタジーワーム（Warm）メイドドラマ”だ。作家ラマの同名のNAVERウェブ漫画を原作にした作品で、様々なシットコム（シチュエーション・コメディー：一話完結で連続放映されるコメディドラマ）を手掛けてきた脚本家のパク・ランと新人脚本家のパク・ジャギョン、キム・ユジンが執筆し、新しい魅力を披露する予定だ。

さらに映画「善惡の刃」「MR.ZOO：消えたVIP」などの演出を手掛けたキム・テユン監督と、MBCドラマ「チェックメイト！～正義の番人～」「カイロス～運命を変える1分～」、tvN「マウス」の演出を手掛けたソン・チウク監督が共同で演出し、映画とドラマの出会いという点で期待を高めている。

今作でキム・ヒソンは、不適で冷徹なカリスマ性を披露するあの世の独占企業「走馬灯魂管理本部」の危機管理チーム長ク・リョンに扮する。強者に強く、弱者には限りなく人情深い、一見冷たく見えるが実は温かい性格の人物で、エリートだけが選抜される死神界に欠格事由のある、地獄から帰ってきた女だ。危機管理チーム員のチェ・ジュンウン（SF9のロウン）、イム・リュング（ユン・ジオン）を率い、死にたがる人々を救うために、目まぐるしい活躍を見せる予定だ。

本日（4日）、まるでウェブ漫画から飛び出てきたかのようなキム・ヒソンの劇中のビジュアルが初公開され、期待を高めている。公開されたスチールカットの中の彼女は、デビュー後初めてピンクのショートカットに変身し、注目を集めている。ピンク色のヘアスタイルまで完璧にこなした彼女の変わらない美貌が感嘆を誘う一方、赤色のアイシャドウやレザージャケット、ウールフリースベストなど、トレンディなスタイリングを着こなす華やかなビジュアルが目を引き付ける。

これと共に、キム・ヒソンの圧倒的なオーラも目を引く。無邪気な表情と相手の心を貫く冷たい眼差しが、見る人々を集中させる。さらに、そのような彼女の姿からは、世の中に一人残されたような寂しさまでにじみ出ている。また“地獄からきた女”という修飾語が付けられた事情も好奇心を刺激する。ビジュアルから劇中のク・リョン役と高いシンクロ率を誇るキム・ヒソンが人を救う死神に扮して見せるカリスマ性溢れる活躍に期待が集まっている。

制作陣は「キム・ヒソンはク・リョン役のために強烈なピンク色のショートカットに変身し、ウェブ漫画のキャラクターとの驚くべきシンクロ率を見せた。さらに彼女は、安定した演技力をもとにキャラクターを立体的に構築し、撮影するたびにスタッフを感嘆させた。“キム・ヒソンならではの死神”と『明日』にたくさんの期待をお願いする」と伝えた。

MBCの新金土ドラマ「明日」は「トレーサー」の後番組として、3月に韓国で放送がスタートする予定だ。