ハン・チェア、スキンケアからドラマ、出演バラエティまで…期待を裏切らない女優

@STYLE |

KBS 2TVドラマ「商売の神-客主2015」で、朝鮮の絶世の美女チョ・ソサ役を熱演した女優ハン・チェア(33) に会った。実物の方が遥かに綺麗だと耳にタコができるほど聞いた「@star1」チームは、その期待を一切裏切らないハン・チェアの美貌に、ただ見とれてしまった。“代表的な童顔女優”に相応しい可愛らしい目鼻立ちと、可愛い子ぶらない気さくな性格で、センシティブな撮影現場を和らげた彼女。“本物の男”ではなく、”本物の傾国の美女”だった。

―グラビアの撮影はどうだったか。

ハン・チェア:ビューティーグラビアの撮影は、いつも楽しいです。女性芸能人なら誰もが夢見る撮影じゃないですか。綺麗に写った写真を見るのも嬉しいですし、色んなポーズを取りながらフォト室長と呼吸を合わせるのも、全て楽しいです。

―忙しいスケジュールの中、ムラのない肌を維持する秘訣は?

ハン・チェア:実は、皮膚科に全く手伝って貰っていないとは言えませんが、最近のように撮影が多い日はマスクパックを毎日する方です。特に、シャワーを浴びて出来るだけ早くマスクパックをつけます。そのため、家にはいつもマスクパックが積み重なっています。

―肌だけでなく、自己管理を徹底する部分があるなら?

ハン・チェア:私はまめな方ではないです。それで、一つの運動が長く続くことはなく、色んな運動を少しずつやる方です。最近はチャン・ヒョクさんに紹介されて、ボクシングをやっています。本当に運動になります。私はもともと季節によって楽しいスポーツを色々と見つけてやる方なので、いつまで続くかはちょっとわかりませんが。

―綺麗な外見とは正反対の率直な口調で、バラエティでも反応が良いが。

ハン・チェア:他の俳優の方と同じく、私もやはりバラエティに出演するときは不安になります。口を滑らせてしまうのではないか、面白くないのではないか、焦ったりもします。いろいろと神経を使うと雰囲気を損ないそうなので、ただ気楽に私のあるがままの姿を見せようとする方です。隣のお姉さんのように。

―ドラマの撮影現場でもムードメーカーだったのでは。

ハン・チェア:ドラマの内容からして、撮影現場の雰囲気が少し重たかったです。中でも私はおしゃべりな方ですが、私の役柄も感情をコントロールしなければならないシーンが多かったので、できるだけ自制していました。特に、監督が撮影が終わる前まではキャラクターのイメージを維持することを望んでいたので。スタッフたちも、邪魔にならないように非常に配慮して下さいました。

―相手役のチャン・ヒョクさんが、思いの外面白そうだが。

ハン・チェア:チャン・ヒョクさんは、いつも真剣です。ムードメーカーの役割をしているわけではないのですが、今回の作品で私が非常に頼りにしていました。理解できなかったり表現できない難しいシーンがあると、撮影がなくてもチャン・ヒョクさんに電話して助言をもらい、一緒に意見を話し合いました。本当にありがたい人です。

―時代劇で特に気にする部分があるなら。

ハン・チェア:うぶ毛一つなく顔を全てさらけ出す部分でしょうね。それに、ボディラインがわからない韓服(韓国の伝統衣装) を着るので、どうしても緊張感が緩むのか太り始めました。幸い、作品のキャラクターが妊娠をしたので、太り始めてもっとリアルな感じがしたみたいです。ハハ。

―特に美人が多く出演する作品だったので、気になりそうだが。

ハン・チェア:最初は、私の役が私には合わないという意見が多かったです。もともと天然美人、生まれながらの美人で有名なキム・ミンジョンさんと私の役が変わったのではないかという話も多かったです。気にしないようにしようとしても、そのような言葉ってやはり気になるわけです。でも、(パク)ウネさんが、私たちさえ頑張れば視聴者は女優でなくキャラクターの方にもっと集中してくれるはずだと言ってくれました。それを聞いてからは、私もさらに集中してキャラクターに専念することができました。

―SNSを見たら、グルメ巡りも好きそうだが。

ハン・チェア:調べて巡るほうではないです。食べることは非常に好きですが。

―モッパン(食べる番組) バラエティが人気だが、出演したい番組はないのか。

ハン・チェア:tvN「お家ご飯ペク先生」です。番組を観始めたら、長時間集中しちゃいます。自分でも知らないうちにハマってしまうんです。ペク・ジョンウォンさんの出演する番組はよく観るほうです。もちろん料理が非常にうまいのもありますが、おいしく召し上がる姿が楽しいです。

―料理は?これだけは自信ある、という料理はあるか。

ハン・チェア:テンジャンチゲです。私の一番好きな料理でもありますし、一番得意です。

―KBS 2TV「ハッピートゥゲザー3」で酒量を公開した。未知の世界へ行くという酒癖が気になるが。

ハン・チェア:ぷはは。まちまちです。決まった酒癖があるわけではなくて、その日の気分と雰囲気によって全く変わります。

―それでは、酒癖のうち忘れたい記憶はないのか。

ハン・チェア:それは多いです。特に、酔って電話したこと。次の日に通話履歴を見て、本当にびっくり仰天します。電話した記憶と履歴を全部削除したいです。

―休まず続けてフィルモグラフィーを積んできた女優だ。記憶に残る作品を挙げるなら。

ハン・チェア:KBS 2TV「カクシタル」です。チェ・ホンジュという役柄で大衆に私のイメージを印象付けられたと思います。キャラクター的に最も愛された作品ではないかと思います。

―反対に、惜しい作品があるなら。

ハン・チェア:それもやはり「カクシタル」です。実は今になって思うと、当時自分は本当に若かったみたいです。もちろん最善を尽くしましたが、でも惜しくも流れてしまったシーンがあります。そのようなシーンを思い浮かべると、もう少しうまく出来たのにという気がします。

―また、どのような作品や役柄に挑戦してみたいか。

ハン・チェア:ラブコメディーです。私ならではのキャラクターをうまく活かせる、そういう役柄に挑戦してみたいです。

―MBC「本物の男」の話をしないわけにはいかない。今も出演陣とうまくやっているようで、嬉しくなる。

ハン・チェア:グループトークルームがあるので、頻繁に近況や挨拶をやり取りします。今となってはとても親しくなったので、昔からの知り合いのように気楽です。

―再入隊する気はないか。

ハン・チェア:ハハハハ。私がこれ以上見せられることがあるでしょうか。まあ、視聴者に求められるのなら私はいつでも可能ですが。

―予想外の返事だ。

ハン・チェア:実は「本物の男」を撮影していると、外のことは一つも気にならないんです。もっぱら、今その瞬間の目の前の状況にだけ集中できるので、大変だというよりは1つずつクリアしながら幸せだったと思います。でも、私がこのようなことを話すと、一緒に出演した同期の人たちも皆、そのような感情を感じたそうです。不思議でした。

―ハン・グルさんの結婚式の写真も話題になった。結婚したくもなったはずだが。

ハン・チェア:女性は常に結婚を夢見ていますから。私もやはり同じです。

―2015年はハン・チェアにとってどのような年だったか。

ハン・チェア:昨年は特に時間が早く過ぎ去ったようです。また、大衆にもうちょっと近づくこともできた年でもありました。そのため、さらに有意義でした。

―今年必ず叶えたい夢があるなら。

ハン・チェア:壮大な夢があるわけではないです。昨年のようにドラマの撮影を続けて、バラエティもやって、機会があれば映画も撮りながら過ごしたいです。より愛されたらもっともっともっと嬉しいですし。

進行:キム・ドゥリ、インタビュー:キム・ドゥリ、フォトグラファー:イ・ギョンリョル、スタイリング:パク・ヒギョン、ヘア&メイク:オ・ユンヒ(JENNY HOUSE)

記者 : @star1