2023ICU世界チアリーディング選手権大会が今年4月、米国フロリダ州のウォルトディズニーワールドリゾートで開かれ、日本代表チームがコエド部門(男女混成)で優勝を果たした。8月25日には代表メンバーのひとりで厚木市在住の曽根啓夢さん(17)が厚木市役所を訪れ、山口貴裕市長に優勝を報告した。

曽根さんは小学生の頃に早稲田大学の男子チアを見て憧れ、東京都港区の少年チアリーディングチームHEROESに所属。(一社)日本スポーツチア&ダンス連盟主催のセレクションを突破して、初の日本代表を獲得している。

当日は曽根さんの所属するHEROESのコーチで、同じく代表選手でもある杢元良輔さんも出席した。「金メダルを取ることができてうれしい。来年の大会に向けたトライアウトも始まるので、チャレンジャーの気持ちを持ちながら頑張っていきたい」と曽根さん。山口市長は「おめでとうございます。曽根さんの活躍は私たち厚木市民の誇り。これからも応援します」と話した。

また曽根さんは本紙の取材に対し、「日本代表のコーチをはじめ、サポートしてくれた方々に感謝。もっと男子チアを知ってもらえるように頑張っていきたい」とコメント。2021年にIOCに正式承認され、オリンピック競技としても注目されるチアリーディングの代表入りをめざす。