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27日午後、うるま市にある沖縄電力の敷地内で石炭を荷揚げする設備が倒壊し、乗っていた作業員が軽いけがをしました。

午後2時頃、うるま市にある沖縄電力具志川火力発電所の施設内で、発電機の燃料の石炭を船から荷揚げする「揚炭機(ようたんき)」と呼ばれる高さ30メートルの設備1基が何らかの原因で倒壊しました。

事故当時は荷揚げの作業中で運転席にいた男性作業員1人が軽いケガをしました。

沖縄電力によりますと、この事故で機械を動かす装置の油が海面に流れ出ているのが確認されましたがすでに回収済みで、石炭など燃料の流出はなかったということです。

発電所は2基の揚炭機の稼働を中止していますが他の発電所から電力が賄えることから電力供給への影響はないということです。

揚炭機の定期点検で問題は確認されず倒壊した原因は調査中としています。